ある公判。
開廷時間は午後4時00分から4時20分までの20分間。
開廷時間の3分前(3時57分)に法廷に入ると、すでに始まり、人定質問、起訴状朗読、被告人と弁護人の罪状認否はすでに終わり、検察官が冒頭陳述を始めようとしているところでした。
ということは、逆算すると開廷時間の5分以上前に始めたということです。
被告人と弁護人が来たので始めたのでしょうが、それにしても早すぎます。
公判は被告人や弁護人、検察官が揃えば決められた時間に関係なく始めても良いとでも思っているのでしょうか。
そんなことはありませんよ、その公判を傍聴しにくる傍聴人だっているんです。
傍聴人は無視ですか、傍聴人に傍聴させたくない何かやましいことでもあるんですか。
時間を守らず早く始めすぎたため、その公判が終了したのは4時04分でした。
裁判所が決めたルール(開廷時間)を簡単に破る裁判官に、国が決めたルール(法律)を破った人間を裁く権利なんてないと思います。
「裁判官は法律は知っていても常識はない」などと言う人がいるのも頷けます。
[このブログについて]
法律のことなど何も知らない素人が裁判を傍聴して思ったことや裁判所内で遭遇した出来事、その他日々の裁判や事件について思ったことなどについて率直に書いたものです。
[記事の内容について]
あくまでも個人の感想で、実在するいかなる特定の個人や団体をも誹謗・中傷しようとするものではありません。
[無断転載・コピー禁止]
当ブログに掲載されている全ての記事や画像等は著作権により保護されています。
著作権者の許可なくこのブログの記事や画像等の全て又は一部をいかなる理由・いかなる手段においても複製・転載・流用・転売・複写等することを固く禁じます。