【罪 名】過失運転致死
【被告人】百貨店に勤めている42歳の独身の女
【概 要】被告人は青信号で右折時、一時停止するなどの安全確認をせず、20~30kmで右折して、被害男性が運転していた自動二輪車に衝突、転倒させました。
被害男性は心破裂で即死でした。
冒頭陳述で検察官は、被告人の身上経歴を朗読したあと、引き続き被害者の身上経歴を朗読しました。
「被害者は43歳、大型運転手、○年に結婚して、妻と子2人と同居しています」
そこで裁判官は検察官に尋ねました。
「検察官、被告人は女性でしょ、妻って・・・」
裁判官は被害者の身上経歴を被告人の身上経歴と勘違いしたのです。
侃々諤々は、検察官が冒頭陳述で被害者の身上経歴を朗読するのを聞いたのは初めてでした。
裁判官が勘違いするくらいだから、被害者の身上経歴を朗読することはまずないのでしょう。
被害者遺族が、被害者参加人として検察官席の後ろに座り、傍聴席にも関係者が座っていたので、被害者がどんな人物だったかを知ってもらいたくて朗読したのでしょう、気持ちはわかりますが、いつもやらないことをして裁判官を混乱させるなよ。
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