どっちなんだよ | 法廷見聞録異議あり~法廷では言えない話あれこれ~

法廷見聞録異議あり~法廷では言えない話あれこれ~

このブログは、法律のことなど何も知らない素人が裁判を傍聴して思ったことや裁判所内で遭遇した出来事などを率直に書いたものです。
注)記事の内容は、あくまでも個人の感想で、実在する如何なる特定の個人や団体をも誹謗・中傷しようとするものではありません。

ある公判の被告人質問。

弁護人の主質問が終わり、裁判官は検察官に反対質問を促した。

すると検察官は時計をちらっと見て、裁判官に「10分はかかりますがよろしいでしょうか、時間がありませんのでできれば続行していただきたい」と言った。

その公判の終了予定時刻まであと3分ほどしかなかったのだ。

裁判官は少し考え、続行を決めた。

次回期日を決めるため裁判官が検察官と弁護人に「次回は結審までいきたいと思いますが、被告人質問と論告弁論あわせて20分くらいとっておけばいいですか」とたずねた。

すると検察官は「はい(反対質問は)10分はかからないと思います」と答えた。

さきほど「10分はかかりますが」と答えた検察官、今度は「10分はかからない」と矛盾したことを言う。
10分かかるのかかからないのか、どっちなんだはっきりしてよ。