ここのところ、埼玉をはじめとする関東内陸部は
ゲリラ雷雨に見舞われることが多く、
停電被害や、突風、竜巻なども頻発しています。
我が家では“一瞬だけ停電”が、この夏数回ありました。
雷雨が増えているのは「地球温暖化」が原因です。
ゲリラ雷雨が起きるしくみ
夏の強烈な日差しによって暖められた空気が上昇すると、
積乱雲が発生して大量の雨を降らせます。
暖められた地上付近と氷点下の上空では、
かなり温度差が大きくなります。
すると積乱雲の発達が促され、ゲリラ雷雨が起きやすくなるのです。
(ウェザーニュースより拝借)
日中は地表の気温上昇に伴って内陸部に向かって風が吹くため、
ゲリラ雷雨の発生は山沿いが中心となります。
一方、夕方以降は内陸部に向かう風が弱まり、
山沿いで発生した積乱雲が平野部に近づくため、
関東南部では山沿いとは時間差が生じて、
夕方から夜がゲリラ雷雨のピークとなります。
先日、埼玉では深夜から明け方まで雷がとどろきました。
カーテンのすき間から、ピカッとせん光が入ってきました。
気温が1℃上がると、大気中の水蒸気量が7%ほど増えると考えられます。
単純に考えると、雨量も7%増えることになります。
条件によっては、雨が周りの水蒸気を集めてきて、
雨量がもっと増える可能性もあります。
猛烈な雨量になるのはそのためです。
まさに熱帯雨林気候の「雨季」にあたる気候のようになってきました。
126年間で最も暑い7月
危険な暑さが相次いだ7月の全国の平均気温は、
気象庁が1898年に統計を取り始めてから
「126年間で最も暑い7月」となりました。
記録を更新するのは昨年に続いて2年連続です。
地点ごとに見ると、平年と比べて
▽北海道帯広市で4度
▽東京の都心で3度
▽名古屋市で2.5度
▽高知市で1.8度
▽那覇市で1.4度
それぞれ高くなるなど、
全国153地点のうち62地点で7月の記録を更新しています。
8月も記録更新の予感…
体感としては8月も、
7月に続いて最高気温記録を更新しそうな勢いです。
8月も下旬となり、
少し過ごしやすくなるんじゃないかと期待しましたが、
まだまだ35度を超える予報がずらり。
でも、もはや35度程度では驚きません。
ただ、ゲリラ雷雨による停電で、
エアコンもつかず、明かりもつかなくなるのは
困るなと思っています。
特に我が家はオール電化ゆえ、
停電すればすべてのインフラがとまってしまいます。
停電や災害対策のシミュレーションを
家族でしっかりしておかないと、と改めて思う次第です。
皆さんのお宅では、
家族で災害シミュレーションをしているのでしょうか。。。