こんにちは。


みちばたのほんやくか
misayama です。


私がニュージーランドで暮らした1997年~2004年まで日本という国は誇りした。


日本の経済力や
壊れない自動車や家電といった
メイドインジャパンが自慢でした。


当時のニュージーランドはまだまだ田舎で
目覚ましい発展も見られず
最低賃金は時給7ドル。

それが今では
健全な財政のもとに国はどんどん成長し

フルタイムの最低賃金は
時給16ドル50セントになっています。

最低時給とは英語でminimum wage ミニマムウェイジ といいます。
データソースリンク


2001年の東京の最低賃金は時給708円。
2018年の東京の最低賃金は時給985円。
データソースリンク


この18年間で
ニュージーランドでは少なくとも
9ドル50セントも時給が上がり

日本では277円しか上がっていませんキョロキョロ
この間、日本では消費税が5%から8%に上がっていることを忘れてはいけません。


為替レートが1NZドル=約73円とすると

ニュージーランドは約693円も最低時給が上がっていることになりますびっくり 日本の2.5倍!



2004年にニュージーランド永住権を取って日本に帰国した私ですが

今私が日本円を持ってニュージーランドに移住しても、相当な収入がない限り、高騰している不動産と物価では生活が困窮するのが目に見えています。


世界のお金の環境は
かつてないスピードで変わっています。

日本でも
年収が消費税と正比例すれば文句なしですが


今年10月からは
消費税が2パーセント上がって
10パーセントとなります。

お給料は2パーセント上がりますか??


年200万円を消費に当てた場合
これまで16万円で済んでいた消費税にさらに
4万円余分に納めなくてはいけない。
変わらない給料、増えない収入、
物価は上がり、お金の価値は目減りする中で
その4万円はどこから持ってくるの。
働き続けるー。
では病気や介護で働けなくなる人は??
消費を控えるー。
そうしたら余計に財政苦しくなり税金上がる。


少子化と高齢化で
一説によると
2025年には国の予算で一番大きな部分を締めるのが赤字の返済だそうです。
借金だらけの家にお嫁に行きますか?
赤字企業を買い取って黒字に経営改革するように、この先、国のM&Aが始まるかしら。どこかの黒字の国に財政再建をお願いしましょうか。


一昨年に手にしたイオン銀行のリーフレットから拝借

ちなみに、ニュージーランドにも財政困難で国家破綻の危機がありました。1980年代後半から、国を挙げてドラスティックで痛みの伴う改革を行って今があります。


日本人が
面倒くさいことは他人任せで無関心。
自分の国のことを自分のこととして
考えてこなかったからに過ぎません。
もっとも学校でお金についての教育がない!!
きっとこれからはお金の授業が科目に含まれるはず。


生まれてから死ぬまで
息する以外はすべてお金がかかるのに!!
そのうち息するのにも税金取られるかも。


年始から
読売新聞の一面は、
世知辛い話ばかりでした。

70歳まで働きますか?という新聞の報道に
珍しく目を止めて反応してる夫に
編集手帳を読んでもらいました。


題して、「国が国民を褒めてその気にさせる政策☆」ニヤニヤ
- misayama



そして
新年早々
テレビで報じられた
このニュースも見過ごせなかったです。


日本を出国するのに
日本人が出国税を払う、、、


知らない方、読んでください!

リブログさせていただきました🙌
私も同感です!!



お金の在り方について

言われるがまま、でなくて
自分なりのお金の価値観を振り返り
自分で考え、調べる力が必要な時代。



みなさんはどう考えてきましたか?