☆☆今日のMY語ろく☆☆

Don't judge as good or bad.

Just feel it.

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

みちばたのほんやくか

misayamaです。

 

 

今日はブログの中で英語のニュース番組の動画を翻訳しています。

聞きとりやすい、きれいな英語で話しています。

英語の勉強にご利用ください。

 

☆☆☆

 

 

数日前、心に響く歌詞を紹介している私の別サイトで

先月末の皆既月食・水瓶座満月の前夜に

ベランダから撮影した三角形の雲の影の写真とともに

SMAPの"Triangle"をアップしました。

 

 

 

 

☆☆☆

 

なぜこの曲を選んだかというと、

ISで拘束されている日本人ジャーナリストについての報道がきっかけでした。

 

私が勝手に慕っていた後藤健二さんがISに惨殺されたのが3年半前。

今、安田純平さんとみられるジャーナリストが拘束されています。

 

これについて、日本国内のSNSでは、

「自己責任」「なんで渡航禁止の地域に行ったんだ」と

同じ地球上で起こっていることを自分の生命をかけて報道してくれている人に

「他人事」「自分勝手」ととらえて糾弾する人たちがいること。

 

安田さんの妻が記者会見を開いたら、

妻の名前に対して物申す人がいたり、

ジャッジメントばかりで、

人の生死に対する気持ちがあまりに欠けていて。

 

このことに、違和感と危機感を覚えたからです。

 

☆☆☆

 

昨日、Facebookで後輩がシェアしてくれた動画を見ました。

 

 

 

イスラエルの女性ニュースキャスターが

番組でそれまで話していたヘブライ語?から突然英語に切り替えて話し始めた映像です。

 

彼女のまっすぐな言葉に、強く心を打たれました。

そして、私はこれをすぐに翻訳しなければ、と思いました。

 

調べてみるとこのニュースは、

2016年、シリアのアレッポで神経ガスが使われた直後の報道でした。

そう、2年前。

あれからどう世界は変わっているでしょうか。

 

英語の動画を日本語に翻訳してみました。

聞き間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。

 

☆☆☆

 

Right now in Halab, Syria, just in an 8 hour drive from Tel Aviv, a genocide is taking place.

 

ここからは、テルアビブから車で8時間のところにあるシリアのハラブで行われた虐殺についてお伝えします。

 

You know what?

では、

 

Let me be more accurate.

もう少し正確に言います。

 

It is a holocaust.

これはホロコーストです。

 

Yes, a holocaust.

そうです。あのホロコーストと同じです。

 

Maybe we don't want to hear about it, or deal with it

みんなそんな話は聞きたくも扱いたくもないかもしれない。

 

That in the 21st century, in the age of social media,

今は21世紀、ソーシャルメディアの時代

 

In a world where information can fit into the palm of your hand,

(スマホを通じて)情報はいつでもあなたの手のひらにすっぽり収まります。

 

In a world where you can see and hear the victims and their horror stories in real time.

そして、リアルタイムで被害者の声や恐怖映像を見聞きすることができます。

 

In this world we are standing and doing nothing while children are being slaughtered every single hour.

そして、毎時間ごとに子どもたちが虐殺されている間、ただ何もしないで立っています。

 

Don't ask me who is right and who is wrong.

誰が正しくて誰が間違っているか、私に聞かないでください。

 

Or are the good guys and or are the bad guys.

誰が善人で、誰が悪人かも。

 

because nobody knows

なぜなら、誰にもわからないからです。

 

and frankly, it doesn't matter.

そして、率直に、それは問題ではありません。

 

What matter is that happening right now in front of our eyes.

問題なのは、今私たちの目の前で起こっていることです

 

And nobody in France, or in UK, or in Germany, or in America is doing anything to stop it,.

フランスやイギリス、ドイツ、アメリカの誰もこれを止めるために立ち上がりません。

 

Who is marching in the streets for the innocent men and women of Syria.

誰かシリアの無実の人たちのために路上で行進していますか?

 

Who is shouting for the children.

子どもたちのために声を上げていますか?

 

No one.

誰もいません。

 

The UN is holding meetings of the Security Councils and wiping away a tear when they see the image of a father holding the body of his little daughter.

国連は安全保障理事会を開きながら、亡くなった娘を抱いている父親の画像を見て涙をぬぐっています。

 

There is a word for this.

これを表す言葉があります。

 

Hypocricy.

「偽善」です。

 

I am an Arab. I am a muslim.

私はアラブ人で、イスラム教徒です。

 

I am a citizen of the State of Israel.

私はイスラエルという国の市民です。

 

But I am also a citizen of the world.

でも、私は、世界の市民でもあります。

 

And I am ashamed.

だから、私は恥じています。

 

I'm ashamed as a human being that we chose leaders who are incapable of being articulate in their condemnation and powerful in their actions.

 

一人間として、非難に値する強硬手段に対して歯切れの悪いリーダーを選んでいることが。

 

 

I am ashamed that the Arab world has been taking hostage by terrorists and murderers and that we are not doing anything.

アラブの世界がテロリストや殺人者の人質となっているのに、何もしないことが。

 

I am ashamed that peaceful majority of humanity is irrelebant once again.

平和を愛する人類の大半がまたもや無関係でいることが。

私は恥じています。

 

Do we need our reminder, Armenia, Bosnia, Darfur, Ruwanda, World War II?

アルメニア、ボスニア、ダルフール、ルワンダ、第二次世界大戦を思い出さないとわかりませんか?

 

No, we don't.

いいえ、思い出さなくてもわかります。

 

Albert Einstein said the world won't be destroyed by those who do evil, but rather by those who watch them without doing anything.

アルバート・アインシュタインはこう言い残しました。

世界は悪に滅ぼされるのではなく、むしろ、悪を見て見ぬふりする人たちによって滅ぼされるだろうと。

 

☆☆☆

 

いかがでしたか?

 

ここで出てくる、「偽善」 "Hypocricy"。

良心をお持ちの方には、耳が痛い言葉だと思います。

私もそうですから。

 

これは、何を言っているかというと、

心を痛めて涙を流したり、話し合うだけでは、「偽善」だと言うことです。

祈りを捧げるだけでも、「偽善」かもしれない。

では、偽善ではないこととはなにか・・・

 

それは、行動をひとつでも起こすこと。

 

毎日スマホでSNSに費やす時間がある私たち。

 

 

インスタ映え・・・いい思い出になっていいと思う。

 

集客のため・・・一生懸命頑張ってていいと思う。

自撮りアップで、リア充アピール・・・楽しそうでいいと思う。

 

でもよく考えてみてください。

そのハッピーなブログやインスタ映えは、

不幸が起きていない場所だからできることで、

飛行機でちょっと飛べば、そこは戦地です。

そう。

同じ地球上で起きていることは、他人事ではない。

だって同じ「地球市民」なんだから。

 

日本はどこかおかしい。

「被爆国」として非核三原則を訴えながら

福島の地や海を放射能汚染させている。

世界から核兵器をなくす努力を積極的にはしていない。

 

愛国心すらなくなって、

地球に対する市民の意識すらなくなって、

 

そんな日本人の言う「自己責任」は、ただの「無責任」に思えなくもありません。

 

同じ地球上で起こっていることを、どこか別の惑星で起こっていることのように錯覚している。

 

 

今一度、

「一個人」である前に、「一地球市民」であることを振り返って。

 

 

 

毎日のように発信しているSNSを、

自分のアピールや集客のためだけでなく、

たまには「地球のどこかで苦しんでいる誰かのため」に利用してくれたら

それはいつか陽報となってあなたやあなたの大切な家族のもとに帰ってきます。

 

 

 

もしあなたがハッピーなら、

そのハッピーの力を少し分けてあげてほしい。

もしあなたにたくさんのフォロワーがいたら、

その力を少しでも心地よく暮らせる世界のために使ってほしい。

 

 

今銃を突き付けられているのは、私たち日本国内にいる日本人も同じです。

なぜなら、地球は一つだから。

 

共感していただける方がいましたら、お気軽にシェアしてください☆

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました♡