昨夜、劇団・阿佐ヶ谷スパイダースの
「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」という
演劇を観てきました。
↓
http://tokai-tv.com/event/asagaya/index.html
ひと言で感想を言うと、
五感を研ぎ澄まして感じとるような、
いままで見たことない斬新な演劇でした。
劇中にBGMの音楽が流れることは一度もなく、
役者さんが無声で感情を表す部分や、
モノがないのにパントマイムで表す部分が
度々ありました。
そして、劇の会話の中での間の取り方が、
長すぎず短すぎず、絶妙のタイミングで
とられていたのがすごいと感激しちゃいました。
かなり何度も、役者さんが練習を重ねて、
感覚的にカラダに覚えさせなければできない、
演技の間の取り方じゃないかと感じました。
その絶妙の間があることで、
私たち観る側にも物語の中で起こる
物事への緊張感が走りました。
また、役者さんの鼓動や息づかいまで聞こえてきそうで、
役者さんと共に、物語に入り込んだ感じがありました。
これから観劇される人がいらっしゃると思うので、
内容は詳しく言えませんが、
ちらっとだけご紹介すると。。。
人間が感じている不安や怖さに対するココロをカタチにして、
この世に存在する人間として置き換えて現実化したストーリー。
頭で考え出したら、非現実的であって現実的であるような、
固定観念をもって観たら理解しがたい内容かもしれません。
だけど、この演劇は何よりもココロで感じて受け止めれば、
そんなに複雑じゃないストーリーじゃないかと
私自身は感じました。
カタチにできない想いを細やかに表現する長塚氏の演劇は、
以前よりさらに、私たち観客の五感を磨いてくれるような
魅力溢れる演劇です。
この演劇で印象に残った一番の台詞は、
“(人間の)隠そうとする感情こそ、この世で美しいものはない”
かなり、深いですよね~!!
これから観られるという方は、
ぜひぜひお楽しみくださいませ!