大雪山系から初雪と紅葉のお便りが届いた。それでなくても短い北海道の秋が駆け抜けていこうとしている。

 そんな中、明日明後日と道東でキャンプをしてくる。道東と言っても行き先は根室国などの遠方ではなく、道央にほど近い空知の国との国境いの新得町。

 

 なぜ新得町なの? それはね。オオフジツボさんのライヴを聴きに行くのだよ。

 

 

 札幌でも行われるオオフジツボさんのライヴを聴きになぜわざわざ新得町まで行くのか。

 理由は2つある。

 

 第一の理由は、会場が旧新内小学校を利用した新内ホールだから。古い木造校舎を使ったホールは音がいいはずなので、ぜひ聞いてみたいと前からずっと思っていた。

 二つ目は、JR北海道の根室本線富良野─新得間がいよいよ廃止になりそうだから。廃止となると現在運航されている東鹿越─新得間を走るJRの代行バスがなくなり、幕営してみたいと思っていた狩勝高原キャンプ場へは交通費が割高になるか公共交通機関では行けなくなるかだ。

 そんな狩勝高原キャンプ場と新内ホールの距離は4㎞程度で徒歩圏内。ライヴを好機とし、最初で最後かもしれない狩勝高原キャンプ場で野営をしたくて新得でのライヴを選択した。

 

 選択した理由の説明が長いこと笑

 

 

 気になるのはお天気だ。

 前乗り予定の明日の日本気象協会の予報。

 結構降る予報。それもキャンプ場に着くころに降るっぽい。

 

 ヤフーの予報だと雷マークがある笑

 

 そしていよいよ北海道には雪の便りが届き出した。

 

 シュラフはマイナス4℃まで快適利用できる#1を持っていく。マットも厚めのヤツ。ダウンコートと防寒パンツと湯たんぽも持っていく。5日の夜は雨模様っぽいので焚き火台はなしだけれどコッフェルとガスボンベを持ち真冬用装備を入れたらザックは一杯になった。でもそんなに重たくない。15kg程度。なんたってぎゅうぎゅうに詰め込んでないし食材も焚火道具も入れていないから軽いのだ笑 あアルファ米の余りとコーヒースープ2日分は入れたか。

 
 
 洗濯ネットに寝間着や下着などを入れ、厚手のタイツ・靴下とTシャツは単体で隙間を埋める。
 
テントとマットは下の荷室に詰める。
 寒くなると雨が降らずとも撤収時のフライシート内側は中にいる人間の呼気と熱により結露しビシャビシャになるはずなので、容量一斗のビニール袋も持った。撤収時テント内のものをすべてザックに詰め、畳んだテントはビニール袋に入れザックと雨蓋の間に挟むのが一番ストレスレスなのだ。
 
 フロントポケットにはレインポンチョ・ザックカバーとビニール袋、裁縫セットなどを、雨蓋には三角巾やサポーター、絆創膏にハサミと消毒薬などを入れる。
 
そうそう、メーカーに修理NGをくらったショルダーの破損はブランケットステッチで処理してみた。
 伸縮性の強い箇所なので、引っ張りながら細かく縫う。
 ま、こんなもんだべ。
 また破けてきたら今度は大きなバイアステープでがっつり縫ってやる笑