明日2/7は、室町時代の武将、明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」の最終回だ。

長谷川博己さんは好きな俳優さんでもあり、謎の武将をどのように描くのか興味を惹かれ見始めた大河ドラマももう明日で終わってしまう。

本能寺の変で物語が終わることに物足りなさなどの不満を述べる方もいらっしゃるようだが、一歴史好きbbaからすると、いまだ異説のある明智光秀の最期に観る側各々が一筋夢をみられる展開になるのではないか、と期待している。

 

 

例えば本能寺の変ののち中国大返しを敢行し光秀を三日天下に終わらせた羽柴秀吉。

今作中ではずる賢さといやらしさを前面に押し出して描かれていたけれど、実は信長の下で朝倉・浅井を食い止めるしんがりをともに務めた光秀の恩に報いるため、または御しきれなくなった信長を始末してくれた礼として光秀を逃がすために中国大返しというイリュージョンをやってのけたのではないか、と演じている佐々木蔵之介さん好きは思う←

 

そしてまた幼少より光秀を慕っていた徳川家康は、生き延びた光秀を匿い天海とし、終生側に置いたのではないか。

風間ポン家康は頭がよくて頼りになる光秀好きだもんね、ね、ね。

 

等々。

 

 

 

歴史もののドラマには結構な割合でSNSに「史実ガー」が沸き、「それは史実とは違う」「それは歴史書に記載がない」などと口を出すが、それぁ野暮の極みってもんだ。

だって史実、それも500年前の時代の書き物なんて勝者の主観に100%忖度したものしか残らない、比較的正確なのはせいぜい死んだ生まれたどこそこで戦ったの記録くらいで、それ以外は「読み物」「芝居」の「異聞」扱いでしかない、半分フィクションのようなものだろう。

 

アタシは、史実ガーには評判が良くなかった「おんな城主直虎」も好きだったしな。

今回の「麒麟がくる」と同時代を描いているのであっちとこっちをリンクさせて楽しめたしな。

明日もきっと、楽しめるだろう。

 

 

ロスが半端なさそうだ。

覚悟しとこう。