ーー半年前のちょうど今日。
雨が降っていた、あの日。
私は君に振られた。
みんなに絶対付き合える、早く付き合いなよって言われていたのに。
ーーえ。?
溢れ出た涙は、雨の雫と一緒に地面に滴り落ちた。
全てが。私から見えていた君の全てが。
偽りでしかなかった。
あんたなんか最低。ばーか。
さよなら。。
水溜まりに映る自分に向かってつぶやく。さよなら、今日までの自分。
そう思ってたはずなのに。
気づくとまた君を探してる。
ーーあれ?なんで、、
この恋。終わったはずじゃ?
不運にも君の席は私の後ろ。
君はまた何も考えずに、私に話しかけてくる。まるで凶器みたいなその優しい目で、その無邪気な笑顔で。
分かってる。その優しさは誰にでも振る舞ってるもので特別じゃないことくらい。
分かってる。その笑顔は、その行動は、ただの無意識でしかないことくらい。
大嫌いと誓ったはずなのに。
もう好きになんかならないと決めたはずなのに、、
ーーー何故。
どうしようもない性格の君が大嫌いです。
でも。そんなどうしようもない君が好きなんです。
ーーん?今なんか言った?
突然君が肩を叩いて私に聞いてきた。
ーーん?気のせいだよきっと、
あわてて首を振った。
きっと。君は、今私の顔がほんのり赤くなったことになんか気づかない。
私がまた君を好きになってしまったことにも。
雨上がりの虹は。虹はいつか架かる日が来るのだろうか。
ひとりごと。