シーズンの最終週、とても貴重な経験をさせていただきました!


チェコ出身の振付家であるイジー・キリアーンさん(日本ではイリキリアンという表記が多いようですが、チェコ風の読みではイジー・キリアーンが近いです)の世界初演のプロジェクト、Moving Stillに参加させていただきましたキラキラ


プロジェクトのメインは、国民劇場の隣の広場に展示されている等身大のダンサーの彫刻。キリアーンさんと働いたことのある8人のダンサーたちの身体をスキャンして作られたものだそうです。



並行して、国民劇場の舞台では、2夜に渡って、コンセプトに関する映像&ダンスのパフォーマンスがありました。私はここでダンサーとして出演させていただきました。


3分程のシンプルな腕の動きを数回繰り返すというものでしたが、キリアーンさんとリハーサルをする大変貴重な機会をいただきました。キリアーンさんは、生と死について深い追求をされているからか、一瞬一瞬をすごく大切にされる方だなという印象でした。


ダンス(身体の動き)は時と共に消えてしまうもので、同じ形に保存しておくことはできません。だからこそ、心を込めて創り出された動きは人の心を打つのだと思います。


キリアーンさんの作品は、学生時代もプロになってからも習う機会はあったものの、舞台で踊る機会は得られずにいました。今回、このような貴重な経験をさせていただき、大変感謝しますお願い


彫刻は、6/30まで展示されているそうなので、プラハにお住まいの方は是非観に行ってみてください。


misato