昨日、80km離れた父の所へ行きました。

夏休みは家族の予定が合わず行けないかもしれないのと、先日の記事でお伝えした、亡くなった母からのお金を渡すためです。


変わり者の父。

貧乏で、あるのは田舎のこの家(祖父の家)のみ。


余命宣告されてからは、病院に通うのはやめて

山の野草を煎じて飲み続け、宣告よりももうずいぶん長く生きています。


お正月振りに会いましたが、全体的に随分と体が細く小さくなったと感じました。


そんな父に、母からのお金の入った封筒を渡すと、

おじいちゃん『あぁ、無駄にならなくてよかったねぇ』と言い

3分の1ほどを抜き、残りを返してきました。

全額渡すつもりだったので、

お母さん『お金ないでしょ、全部いいよ』と言うと

おじいちゃん『もう生きるのにそんなに必要ない』と言いました。


免許も今年返納するそうです。

1番近い小さな商店までですら歩いて行けず、

スーパーや薬局には車で15分はかかり、

バスは1日に数本しか通らないこの山奥の集落で

車なくどう生活をしようというのか・・


でも、やはり75を過ぎた父が運転をするのは心配なので、大変でも免許返納はほっとします。



父の家のリビング上矢印


今までは、家の中は宇宙の風景が多く

夢物語ばかり語っていた父ですが、

神様仏様の事が増えていました。

自由奔放に生きた父の人生もいよいよ終わりを迎えるのでしょうか・・


玄関にあった父の作品


このキャラクターは父が考えた子たちで

私のお気に入りです。



おじいちゃん『あぁ、いい父の日のプレゼントだった』と

帰りに父がつぶやきました。


あと何度会えるかな…



チビ助が父の家の庭?を素敵に写真に残していました下矢印




昨日の夜は、今年初めての花火も楽しみました🎆