2014年に、私の母は59歳で亡くなりました。


その母宛に、銀行から『休眠預金』のハガキが届きました。

父の自宅に。


父と母は生前に離婚しています。

父は相続権がないので、私にそのハガキを送ってきました。


数万円残された母の口座。

母には用があるとは思えない、私が住む地方銀行の口座でした。


銀行にハガキを持っていくと、

『大きな金額ではないので、簡易手続きで解約と残金の引き渡しができる』と言われました。


区役所へ、母の除籍証明と私の戸籍謄本を取りに行きました。

母は、父と離婚しても、苗字は変えず

本籍も父と昔住んでいた場所のままでした。

私が持っている母の免許証を見ると、

現住所は父の実家でした。


一度も住んだ事のない父の実家をなぜ現住所にしていたのか、

必要なさそうな銀行口座をつくり、なぜ数万円残していたのか、

疑問だらけですが、もう母に聞く事はできません。



今になって、父の元へそのハガキが届いたのなら

母から父への最後の手助けなのかな、と思い、

受け取ったお金は父に届けてこようと思います。


『くれぐれも無駄遣いしないでねっ!』と念を押して。



今日の さんれこ猫三毛猫


カゴがあったら入りたい!れこちゃん三毛猫



キャットタワーの上で何か言ってる、さんちゃん猫