高校2年生長女。

学校の部活の新部長を決める時期になりました。


1年生の頃から、休まずさぼらず、

誰よりも早く会場の準備をし、

誰よりも丁寧に片付けをし、

ほとんどの部員が休む大掃除もこなし、

部長さんを助けてこれまでやってきました。


先輩からも先生からも、時期部長を頼まれていたようで、

長女本人も頑張るつもりでいました。



しかし、先輩が引退を迎えた今日

2年生の多数決で部長は別の子に決まりました。

また、副部長も新部長の推薦で別の子になりました。


理由は、長女は真面目すぎるからだそうです。

長女が部長になると真面目すぎて大変な部活になりそうだから嫌だと言われたみたいです。

部員の殆どの子は、

頑張るのは程々に、楽しくゆるくやっていきたいという考えでまとまったそうです。

顧問の先生は話し合いから逃げてしまったようです。



長女は泣いて帰ってきました。

『真面目に頑張るのは悪い事なの?

どうしてこれまで練習をさぼってきた子達から悪者扱いをされなきゃいけないの?

頑張っても何の意味もなかった。もう辞めたい。今の部活ではもう頑張れない。死にたい。』

と言いました。



真面目で正義感が強く自分に厳しい所は、

長女の長所です。

しかし、他人にも厳しい所は同時に短所とも言えます。


でも、私は不器用な長女がこれまで

真面目さと努力でたくさんの事を乗り越えて来たのを知っています。

才能が無いのを自分なりに必死にカバーしてやってきたのを、ずっと見てきました。


努力が評価されなかったり報われない事があっても、

これまでの長女の頑張りは無駄じゃないよって

真面目は悪い事じゃないよって

私だけでも味方でいてあげたい




今日の さんれこ猫三毛猫