診察室に入ると、先ほどのあたふたした男性が迎えてくれました。
診察台(ベッド)の上は、確かに口コミ通り
本やら何やら散らかっていました。
聴診器は段ボール箱の下敷きになっていました(笑)
診察台の下は段ボールがいっぱい。
傾いたゴミ箱、レトロなCDデッキ。
『ええと……何が困っているのかな……』と
話し始めたその先生。
色々気になるその部屋で、
次女は、少しずつ気持ちを伝えました。
先生は次女の話をうんうんと聞きながら、
パソコンに打ち込んでいきました。
キーボードに資料やら何やらが覆い被さっていて、
それを毎回よけながら……
話ながらも気になるのは……
先生の後ろの戸棚。
白衣?とか、何やら詰め込まれた上に、
パン🍞が詰め込まれてる
その棚の端っこに、
ヤマザキパン祭りの得点シールがペタペタと並んで貼られていて
次女と思わず
『先生……ヤマザキパンのお皿が欲しいのかな……』と後になって話しました。
よく見ると、ヤマザキパンのシール台紙も戸棚に詰め込まれていました。
先生の足下には漫画。
机には醤油?のミニパックがテープで貼り付けられていました。
不思議部分はとてもある先生だけれど
こどもの話を決して否定しない。
私の不安に対しても、
『そんなに心配するようなことではない』と
言ってくれました。
『だいたい、ちょっと可愛くておとなしめの子は、いじめのターゲットになるんですね。あなたは、可愛いと認定されたということですね!』
と言われて、私も次女に思わず
『あ、じゃあ……おめでとう……?』と言って笑ってしまいました。
不思議と先生と話していると明るい気持ちになり、先生の言葉や行動に安心したりしました。
診察のあと、
私も次女も、笑顔でした。
『ふふっ』とした笑いを堪えられないでいました。
次女は帰りの車で
『学校の先生も、あんな風に寄り添ってくれたらいいのに……』と言いました。
私と娘は、先生との出会いが嬉しかったです。
『次回の予約日は、僕は決められないけれど……』
と予約はまだ入れていないのですが、
近々、また次女と伺いたいです。