中3長女、『聴覚情報処理障害』という診断をもらいました。
いつからか、
産まれながらなのか、
分からないのですが……。
例えば、ボールや足音など、たくさんの音が響く体育館内でのバスケは、
長女にとってはなかなか大変だった様です。
ミニバスの時にも、
練習中、試合中にコーチから指示を受けても、
フリーズ(考え込む)姿が度々あり、
周りからは、頭の回転が遅い、判断が遅い、
と指摘されたりしました。
学校などの聴力検査でひっかかることはないので、
私も、『少し理解するのに時間がかかる子なのかな?』くらいに思っていたのですが、
中2の長女に、改めて『聞こえ方』について聞くと、
『水の中で聞いてるような時もある』
『騒がしい所では、聞こうとしても大事な部分がどうしても聞こえない』
と言うので、検査に行きました。
地元の耳鼻科で検査
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紹介状をもらい、県立総合病院耳鼻科へ
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聴力検査
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CT
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『耳のきこえ』の検査(2時間ほどの様々な検査)
↓
親子問診(アンケートのようなものに答える)
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MRI (これは念のため)
この障害は治す方法は今のところないそうです。
対処方法としては、
先生や監督にマイクの様な発信器を着けてもらい、自分はワイヤレスイヤホンを着けて、
雑音の中でも直に発言者の声を耳に届かせるというもの。
あとは、周りに理解してもらうこと。
しか、現状対処法はないそうです。
長女と話して、
今一番つらいのは、一生懸命なのに
『不真面目』とか『話きいてない』とか思われてしまうことだと言うので、
紹介状をもらい、学校の担任の先生や、部活の顧問の先生に提出することにしました。
長女は、
友達と話していても雑音の中では会話が聞き取れず、
何回も聞いたりして相手に嫌な思いをさせるくらいなら、
1人でもいい、と言っています。
まだ認知度がなく、なかなか理解してもらうには難しい障害の様ですが、
ここで発信して、少しでも知ってもらえたら……
と思い、書かせてもらいました