私の母は、娘たち(母にとっての孫)を、とてもとても愛してくれていました。

長女はすこし気難しい所があって、
3歳頃はちょっと大変な時だったのですが、
それでも、そんな娘を、母は
「気持ちが抑えられないんだよね。上手にコントロールできないんだよね。かわいそうに。」
と、ぎゅーーーっと抱きしめてくれたりしました。

子育てにいっぱいいっぱいの私は、つい反抗的な娘にイライラしたりしたのですが、
母はそんな私のフォローを上手にしてくれました。

そして娘たちを大きな優しさで受け止めてくれていました。


だから
娘たちは『ばーば』が大好きでした。



昨日、一日遅れで送り火を焚きました。
送り火の傍で、長女と次女はそろって
「ばーば、行っちゃやだ~!!まだ帰っちゃやだ~!!」と泣きました。

「ばーばはお空で少しお休みしながら、次にまた生まれ変わる準備をしなくちゃ。
でも、いなくなっちゃうんじゃないよ。いつもお空から見てくれているよ。
朝ごはんだって食べにくるし、ほんとにほんとに困った時には、きっと来てくれるよ。
また来年、お泊りに来てくれるからね」と、
私なりに一生懸命なだめました。


次女が、
「ばーばの声が聞きたい」
と泣きながら言うので、
昨年の夏のビデオを観る事にしました。


昨年の8月。
私の誕生日を母に祝ってもらった時の映像。

そこには、まさかその1ヶ月半後にいなくなるとは思えない程、
元気にお茶目に笑う母が映っていました。


久々に見た母の姿。
懐かしい母の声。
つい、少し涙ぐんでしまいましたえーん




ビデオがあって良かったニコニコ
声が残せて良かったキラキラ



1年経っても、娘たちが変わらず母を想ってくれていて良かったクローバー



また来年、
娘たちと迎え火を焚きます。