母の最期のその時。
次女は、大きな声で泣いて泣いて、ずっと母の手をさすっていました。
長女は、母を見る事も傍による事も泣く事も出来ず、病室の隅でうつむいて小さくなっていました。
感受性の強い長女のことが私はとても心配でした。
翌日の朝、学校に行きたくないと言うので、学校はお休みさせて、
一緒に母の役所手続き等に連れて行きました。
その次の日もその次の日も・・・
結局1週間学校をお休みしました。
次女は病室では泣いていたものの、次の日にはケロっとしていて、
幼稚園も行くと言うので、いつも通りに登園し、葬儀の日以外は毎日登園しました。
まだ5歳の次女にとって、母の記憶はあっという間に薄れてしまうだろうと思いました。
でも。
私は間違っていたみたいです。
長女は、私が思っていた以上に大人で、精神的にも成長していて、
母の事をちゃんと自分で区切りをつけられるようになっていました。
次女は、私が思っていた以上に、記憶も思いも強く刻まれて
そんなに簡単に忘れることができない程、次女の気持ちもまた成長していました。
二人の心は、私が思っていたよりずっとずっと成長していました。
次女は今、毎日毎日「ばーばに会いたい」と泣いています。
そんな次女を少し甘えさせてあげるために、先週日曜日は二人きりで過ごしました。
いつもはお姉ちゃんに気を遣い、弟に我慢する・・・一番つらい立場の次女

私と二人っきりの日は思いっきり甘えさせてあげられます。



レストランでランチして・・・・
(←!?)



科学館で遊んで・・・・


ご当地キャラにも会っちゃったり・・・・


帰りは偶然、あこがれの『まるちゃんバス』

(描かれているのは〝ちびまるこちゃん”じゃないけど、娘たちはそう呼んでいます
)

「ママって優しいね」
「ママ、とっても楽しかったね」
「ママ、ありがと」
何度も何度も寝るまで繰り返し言ってくれました

少し元気がでたかな??
長女も次女も(私も!)、心のリフレッシュの為の二人きりデートの時間

これからもまたそんな時間を作って行こうと思います。