今日は夕飯にカボチャを煮ました。
生前、母とスーパーへ買い物に行くと、
「カボチャ、食べたいな~~~」と呟いたことがありました。
その時はもう母の左手には麻痺がおきていて、
硬~~いカボチャは料理する事が出来ませんでした

だから、それからよくカボチャの煮物を作って
母の所へ持って行きました。
だんだんと食が細くなって・・・
一日ひとかけら食べるのが精一杯の頃。
「もう、この煮物5日も前のだよ。また新しく作って来るからもういいにしようよ」と下げようとすると、
「いいの。大事に食べてるから。明日も食べるから。だからまた残りは冷蔵庫に入れておいて」
と母は言いました。
私の作るものを、いつも嬉しそうに大切そうに食べてくれていました。
カボチャを煮ていてたら、そんな母の姿を思い出しました。
今日はたくさんお供えしました
