2ヶ月以上前に予約して、ようやく昨日行って来ました。
3時間かけて K大学病院 K先生のもとへ。
3時間かけて K大学病院 K先生のもとへ。
過去のデータ・紹介状・そして実際に触診して、K先生が出した結論は、
「手術しかない」 とのことでした。
目立つ大きなリンパの腫瘍は2cmほど。
母の場合は放射線治療も効かないだろう、とのことでした。
ただ、手術をする目的は、あくまで今表面に出ている腫瘍がこれ以上大きくなる前に取り除いておこう、というもの。
(あまり大きくなって固まると切除自体できなくなり、脇にコブ状の塊を抱えて一生生きていくことになってしまう恐れがある)
(あまり大きくなって固まると切除自体できなくなり、脇にコブ状の塊を抱えて一生生きていくことになってしまう恐れがある)
先生ははっきりと 「ただし手術することは寿命には無関係」と仰いました。
つまり、手術しても延命できるとか、治るというわけではないということ。
標準治療(抗癌剤・手術・放射線など)で母の癌を治すことはできないとのことです。
母に残された選択肢は、そのまま放置するか、大きくなる前にとりあえず切除するか。
もちろん、切除するとなるとそれに伴うリスクもたくさんあります。
もちろん、切除するとなるとそれに伴うリスクもたくさんあります。
リンパ切除によって腕が動かなくなるかもしれない、手術によって他の感染症を引き起こすかもしれない、免疫が落ちて状態が悪化するかもしれない・・・・・・・
K先生は「こうしなさい」とは言いませんでしたし、「これが正解」とも言いませんでした。
悩みます・・・・・・
K先生は「こうしなさい」とは言いませんでしたし、「これが正解」とも言いませんでした。
悩みます・・・・・・
しかも、なんとK先生は来年3月で定年を迎えるそうで、担当医には一切ならないそうです。
なので、K先生にお世話になるのも今回限り。
手術をするようであれば・・・と他の病院の先生を紹介して下さいました。
もともと標準治療に頼るつもりはなかったけれど、いざ「治らない」と言われると凹むなぁ~~~
なんというか、それだけ悪性度の強い難しいものなんだな・・・・と。
母は、今回こそ担当医になってもらえる、と思っていたので、かなりガッカリしている様子でした。
なんというか、それだけ悪性度の強い難しいものなんだな・・・・と。
母は、今回こそ担当医になってもらえる、と思っていたので、かなりガッカリしている様子でした。
「そんなに上手くいかないよね」と。
手術も悩んでいます。
誰にも先の事は分からないですものね・・・
今ある腫瘍がみるみる大きくなってしまうのか、あるいはそれ程大きくならずに付き合っていけるのか・・・
紹介していただいた先の先生が、手術を選択しなくても経過を見守ってくれるのかどうかはわかりません。
ただ、その先生もまた2ヶ月先の予約になるそうです。
K先生は、私にとっては今までで一番いい先生でした。
聞いたことにはちゃんと答えてくれるし、安易なことも言わないし、医学の考えを押し付けもしない。
リスクに関してもごまかさないし、とにかくちゃんと患者の事を診てくれているように感じました。
(今までの先生は、患者ではなく『腫瘍』を見ていたから)
担当医になってもらえなかったのは本当に残念です。
K先生は、「でも、あなた(母)の選んできた方針は間違ってないですよ」と仰ってくださいました。
こんな声を掛けてくれた医師は初めてで嬉しかったです。
病院探し・担当医探し・・・本当に難しいです
