受け入れてもらえるかと思っていた転院先のクリニックに、2回目の診察で早くも総合病院への転院を
勧められて2週間が経った。
 
そそくさと紹介状を渡されて、「もうこちらへは来る必要ないですよ」と突き放された
 
 
低姿勢に、とにかく必死で頼み込んで、経過観察だけでいいから・・・とお願いして
ようやく「わかりました」と言ってくれた。
「最終的に治療方針を決めるのは患者さんですからね」と優しく言ってくれた・・・
 
でも・・・経過観察も何も、一度もお母さんの症状を診ることなく、あっさりと放り出されてしまったダウン
 
 
お母さんは紹介状を持ったまま、まだ総合病院へは行けずにいる。
 
お母さんのガンが今どんな風になっているのか・・・肺への転移はどうなのか・・・わからないまま。
 
でも、私も「早く(総合病院へ)行こうよ」とは言えない。
 
 
次の総合病院へ行っても、きっと同じことを言われるだろう・・・。
その度にお母さんはまた肩を落とし、元気を無くし、気力を失うと思う
 
 
 
今日の夕方、「今日は岩盤浴に行ってきたよ~」と元気な声で電話をくれたお母さん。
また落ち込ますようなことはしたくない。。。
 
 
 
県内でハイパーサーミアを行っている病院は2箇所しかないらしい。
その内1つは市内の総合病院。
ハイパーサーミアだけの治療はやっていなくて、抗がん剤・手術が優先。
そこで働いている看護師さんには食事療法を完全否定され、標準治療は効果が認められているからこそ
行っているのだと、標準治療以外は全く眼中にないようだったダウン
 
もう1つは、車で1時間半~2時間程の所にあるクリニック。
こちらはHPで見る限り、東洋医学の取り入れも行っていて、ハイパーサーミアのみの治療もやっているようだった。
 
 
病院に行くたびにお母さんの元気がなくなるような先生に診てもらうより、
多少遠くたって理解ある先生のもとに通う方がいいかなぁ・・・
 
 
お母さんには今、自分のガンの症状を相談できる人がいないから、
「今日は体温が〇度だった」とか
「おしっこに泡が出たけど大丈夫かなぁ」とか
「今朝はお腹が痛かった」とか
毎日体の状態を私に相談してくる。
 
私はもちろんそんなに多くの知識を持っていないから、必死になってお母さんの症状を調べる。
なかなか快方に向かわない『低体温』についても毎日調べる。
 
お母さんもきっと私にしか頼れなくて本当は不安だと思う。
 
心の支えになってもらえるような先生に出会えたらいいのに・・・。