今日昔から仲のいい友達が家に遊びに来てくれて久々にお話した家
 
私がすっかり“健康生活”にハマっている姿を見て、「急にどうした?前はビール大好きだったのに~」と
驚いているから、お母さんのことを話してみることにした。
 
私が身内以外でお母さんの癌のことを伝えるのはこれで2人目。
 
 
友達は一通り聞いてくれた後、「うん。いい選択だと思う」って言ってくれた。
その子は食事への意識がもともと強かったみたいで、今も玄米を食べているし、実家は本当に菜食主義で
薄味な、本人曰く『質素な食事』で育ってきたんだって。
 
そのお陰かその子の一家はおじいちゃん・おばあちゃん含め、みんな長生きで元気、なかなか風邪もひかないんだとか。
 
 
 
「あんまりハードな食事制限してそれがストレスになっちゃうようならちょっとモンダイかもしれないけど
でも食事は絶対大切だし、自分の中にある『癌と闘う力』を強くしてあげることはすごく大切だと思うよ」と
言ってくれた。
 
あぁ・・・話してよかったな・・・って思えた
 
 
 
 
私のお母さんは4年程前に子宮筋腫を患って『子宮・卵巣全摘出』の手術を受けた。
その時は本当に酷い状態で、腫瘍が良性とはいえ相当な大きさになっていて出血もひどく
病院へ行った時には医師から「立っていられるのが奇跡ですよ」と言われた。
 
病院へ行ったその日にもう歩くことが許されず、家に変えることもできず、そのまま入院になった。
 
卵巣はその時の担当医師の判断で『念のため切除しましょう』と言われ、今のところ異常はなかった卵巣も
全て切除することに決まった。
 
 
お母さんは未だにその事を悔やんでいるみたい。。。
 
「別にね、卵巣残したからって何ってわけでもないんだよ。これから子供を授かれるわけでもないんだし・・・。
でもね、悪くないところまで失う必要あったのかな・・・って。  自分の中の女性として大切なものを
こんなに失う必要ってあったのかなって・・・」とつぶやいたりする。
 
 
私は、子宮の手術の時にお母さんを助けたい一心で医者の判断に全て任せてしまったけれど
でも、本当はもっとちゃんと自分で考えるべきだったのかもしれないって
今更後悔したりして、お母さんに対しての申し訳ない気持ちが拭いきれない・・・。
 
わからないけれど、もしかしたら卵巣まで全て切除したことで、あまりにもホルモンバランスが崩れてしまって
その結果この『乳癌』までも引き起こしてしまったんじゃないかって、ふとそんなことまで考えてしまう。。。
 
 
お母さんも、私も、もうできる限り後悔したくない・・・。
 
自分が選んだ道なら、たとえどんな結果になっても
後悔しないでいられるかな・・・・・・。