結局、お母さんは一日がかりで今日も検査。
外科と整形外科と呼吸器外科。
朝8時半に行って、全てが終わったのは4時過ぎ。
しかも、整形でも呼吸器外科でも「もっと詳しく検査しないとわからない」という診断。
はぁ~検査検査検査・・・で疲れちゃうよね。
しかも結局『わからない』だもん。
お母さんもなんだかぐったりしてるみたいで、昨日までに比べると電話の声がなんだか投げやりな感じに聞こえた。
「もう疲れちゃったし、しばらくゆっくり考えたい」って。
そうだよね。
毎日検査。待たされてまた検査。
何度も針刺されてそれでもまだ何もわかんなくて。
精神的にも肉体的にも疲れるよね。
担当医だけじゃなく、他の科の先生にまで『医学療法の素晴らしさ』をまた語られて、
終いには「ネットや本で出回っている食事療法で癌が治ったなんてのは殆ど嘘が入ってるから」とか言われて。
なんでそういうこと言うのかなぁ。
「それも一つの方法だね。じゃあ私達は医療の面でサポートするからね」とか言えないワケ?
そんなステキなお医者さんがいたらいいのに。。。
いるわけないか・・・
医者に会うたびにお母さんの元気がなくなる。
「癌」そのものじゃなくて、先生の言葉に傷ついて、傷つけられて、気持ちが負けてしまう。
そんなのあんまりだよ。
でも、私が希望を捨てたらダメだもんね。
他の総合病院のガン電話相談にも電話してみたけれど、結局言うことは一緒。
「抗がん剤」や「放射線治療」は拒否できないと言われた。
病院にかかるからには医療を受けてもらうと。
要するに私達に選択権はないんだと。
病院って怖いね。
なんか怖い。
ほんとにほんとにガンを自己治癒した人ってほんとにいないのかな・・・・・・・。
何を信じたらいいんだろう。。。