雛の吊るし飾り

 一年は早いですね

今年も雛祭り吊るし飾りが始まりました

中津川市阿木にある

「中の島公園」を訪ねてみました。

雛の吊るし飾りの風習は全国でも

珍しいとのことですね

静岡県では「雛のつるし飾り」

福岡県では「さげもん」

山形県では「傘福」と呼ばれ

文献によるとこの３つの地域が、

歴史的な背景や由来を残すゆかり

の地であるということで、「全

国三大吊し飾り」で有名らしい

ですね～

起源は江戸時代末期ではないかと

考えられているようですが・・・

女性の節句なのに、なぜか毎年覗き

たくなるんですよ

今年も沢山のお客様で賑やか

でした

中には私のような男性もいまし

たけど・・・

吊るし雛は、古くは「衣食住に

困らないように」と願いを込めて

飾られたものらしいですよ、

だから、細工物として作られる

対象はさまざまなようで、

それぞれに異なる意味や云われがあり、

動物やお花、衣服、遊び道具や

野菜など、本当にいろいろな

ものが飾られていました

男性の私でも素敵だと思うもの・・・、

特に女性は心惹かれるものが

あると思いますよ、

改めて日本人の感性の高さに

感心しました。

今年は土雛が飾れ、より素朴感が

漂っていましたが、土雛は1900年8月

に発令された内務省令により、

鉛を原料とした塗料の使用が禁止

された為、土人形の制作に重大

な影響を与えたようです。

残念だけど素晴らしい文化は、

いろんな歴史的変遷をたどり、

消えてしまうものですね。

「孫よりも   爺婆笑顔    ひな祭り」

昨日はこんな気持ちで帰って来ました。

                                        かしこ（笑）