後ろの70年史 第九回 
今回は78年から始めたアマチュア無線の話でもということで。
実は今日我が家の屋根の上に立ってた無線のアンテナを下ろした。
これは前々から決めていたことで、アマチュア無線から離れることに未練はない。
ほとんどマイクを握ることもなかったし、無線機に火を入れることもなかったし、もういいかって思ってさ。
使わないのならアンテナは撤去した方が台風などの強風に心配しなくてすむからね。
おれは78年4月に今でいうところの第四級アマチュア無線技士の試験を受けたのよ。
5月に合格通知が届いてさ、嬉しかったなあ。
それから一月後に第四級アマチュア無線技士の免許が届いた。
おれにとっての免許といえば、あんまマッサージの免許、鍼師免許、灸師免許、そして新たにアマチュア無線技士の免許が加わった。
無線ってこれだけでは電波を出すことができなくてね。
コールサインをもらわなければならないんですわ。
秋に秋葉原で無線機を買ってきて、早速無線局免許の申請をしたんですわ。
忘れもしません12月20日付で無線局免許が届いた。
それから三日後に2番目の姪っ子が生まれた。
そう考えると、おれの無線歴は姪の成長と共にあるってことや。
そうしてみると結構な時間を過ごしてたんだと。
そして時はすぎて90年代に入って、鍼灸業界の友達に誘われて第二級アマチュア無線技士の試験を受ける。
これがさあ、学科が落ちて電信の受信が合格したのよ。
それで半年後に学科だけを受けて、やっと合格し第二級アマチュア無線技士の免許を受け取った。
おれはこれだけではすまずに、なんと第一級アマチュア無線技士の試験を受けることに。
しかし、これは落ちてしまった。
ところが、友達に誘われて第三級陸上特殊無線技士の試験を受けたんですわ。
その日はさ台風の真っ盛りの時でさ、おれも友達もよくぞ受けに行ったと思うぜ。
大変な思いをして受けたんだから合格通知は嬉しかったな。
まあねえ、陸特の免許で何するってことではないけどさ。
これで新たに免許がさらに加わった。
これがおれの免許取得歴の話ね。
アマチュア無線運用歴の話は次回へつづく。

合格の、通知受け取り、ハイテンション。
心の一句。
こんなところで、おひらき。