明日 (11/3) から。
読売テレビ そこまで言って委員会 10月30日(日)放送分
の最後のコーナーでも触れられていた。大野裕之氏(47分~)
同じ映像です。
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』2021.4.25放送分で紹介された
「s**t kingz(シットキングス) 」のダンスが強烈だった。
【字幕ONで。】
wikipedia
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ダンスの音ネタになった映画『独裁者』の演説のシーン
【注意】ネタバレ
映画の舞台は、第一次世界大戦中のトメニア国。
理髪師のチャーリー(チャップリン)が独裁者ヒンケル(チャップリンの一人二役)
と瓜二つだった為、兵士たちから独裁者に間違われてしまう。
本物の独裁者は、処刑される直前に収容所から脱走した理髪師に間違えられ
兵士たちに捕われる。
独裁者に間違われたチャーリーは、トメニア国が占領したオストリッチ
の演説場に誘導され、占領した市民たちの前で演説させられることになる。
そこで、本来なら、独裁者としての威厳を示し、市民たちを威圧する為の
演説をするところだが・・・
「悪いが、私は皇帝なんかにはなりたくない」と語り出し、
人類の調和と自由、民主主義による団結を訴え、喝采を受ける。
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ヒトラーがドイツでヒトラー内閣を成立し、「独裁者」になったのが1933年。
ヒトラーの自殺によって、ナチス政権が事実上崩壊したのが1945年。
映画が公開されたのは1940年。
つまり、後世の人が過去の独裁者をネタに風刺しているんじゃなく
戦争の真っ最中に公開された「命懸け」 の作品。
大野裕之氏も言ってたが、ヒトラーは『独裁者』を翻訳させて
複数回、鑑賞したと言われている。
『独裁者』のこのシーンは、戦争とファシズムに抗議する演説になっている。