ここ数年、レース結果とポイント・ランキングは確認してたけど
レース映像は観てなかった。
地上波でやんなくなったもんね、鈴鹿GPでさえも。
スポンサーが付かないんだね、深夜でも!?
久々に映像みたら、ピットストップが、とんでもないことになってる。
ピットストップといえば、最後に観た時は、タイヤ交換のみで5~6秒、
給油まですると、10秒前後だったように記憶してる。
それが、今・・・タイヤ交換のみだと、2~3秒。
唯一、2秒切ってるのがレッドブル・チームらしい。
ピットストップ
えっ!?・・・ちょっと待てよ!
ピットに入ってきて・・・
①ジャッキアップ
②タイヤのセンターナットを緩める
③タイヤを外す
④新しいタイヤをセットする
⑤タイヤのセンターナットを締める
⑥ジャッキをおろす
これを、2秒未満でやっちゃってる!?
ピットストップの画像を見ると、ピットクルーが
15~20人、マシンを取り囲んでる。
ひとつのタイヤの周りに4~5人。昔の倍だね。
そっか!?『給油禁止』になったんだ!?
スタートのシグナル青(GO)もセンサーでやってるみたい。
ジャッキが下りた時に。
ピット戦略の成否が勝負を左右するしね。
凄いことになってる。
今年のレースで、タイヤ外す時に、インパクトレンチがずれて
ナットの頭を削ってしまい、タイヤが外せずにリタイヤ
ってのが一度あったらしい。
過去には、ピットアウトする際に、ジャッキを引きずったり
ピットクルーを引っ掛けたりするアクシデントも。
【FIA】安全上の懸念を理由に、今年の8月1日からルール改正。
ホイールがマシンに装着されてからジャッキが降りるまで0.15秒、
ジャッキが降りてからマシンが発進するまでに0.2秒の最小反応時間を設定。
今まで、それより速かったてことだ!?
センサー使って、プログラム化されてんだろね。
凄いレベルで、やってんね!
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それにしても、F1のオンボードカメラの映像観てると、異次元。
車を、こんなスピードで走らせることが出来るヤツはマトモじゃない。
WWW
レーサーの土屋圭一さんが面白い例えをしてた。
彼は、1999年、ルマンで、総合2位(クラス優勝)したドライバーで
F3経験者だが、「自分はF1は無理だ」と言ってた。
1990年のインターF3リーグで、若き日のミハエル・シューマッハやミカ・ハッキネン
を見て「かなわない」と思ったという。
【F3に要求されるレベル】
車の両側(車幅から)1mのところに壁があって、
その中を100km/hで走る感じ。・・・これは出来る自信がある。
【F1に要求されるレベル】
車の両側(車幅から)10cmのところに壁があって、
その中を100km/hで走る感じ。・・・出来るわけねぇだろっ!!
って言ってた。WWW
しかも、F1のドライ・コンディション=(イコール)F3のレイン・コンディション
くらい滑る、とも。・・・てことは、F1のレイン・コンディション、想像を絶する。
やっぱ、選ばれた人間しか走れないんだね。