表題の大会に参加してきました。
大会の会場は所沢市民体育館。三郷市からはかなり距離もあり、加えてこの日の天候。全部員が集合できるかがまず懸念点ではありましたが、無事にそこはクリア出来ました。
会場は広く、私は審判会議などもあったのでアップの様子は全く見れませんでしたが、かなり早い段階で竹刀検量は終わっている様子でした。感心感心。
現部員の中では、まだ公式戦の個人戦で勝利した者はいないため、とりあえず本日の目標は2人とも1回戦突破でした。
話は変わりますが、本校剣道部では現在、部内で1番強い選手のみが試合用の胴(元々は顧問の試合用の胴)を使うという中央大学剣道部のオマージュのような方法を用いています。その部員も個人戦ではまだ未勝利なわけですが、当日アナウンスで、その部員の1回戦の対戦相手が欠場したという連絡が入ってきました。つまり、不戦勝で1回戦突破です。前回の関東予選の団体戦でのジャイアントキリングといい、この胴、何か不思議な力があるかもしれません。。。本音を言えば、試合をした上で勝利を収め、勢いがついた状態で2回戦を迎えたかったのですが、贅沢は言ってられません。
さて、2回戦です。
不戦勝を誘発し、この日の胴の効力は切れたのか、2回戦目は何も惜しい技もなく、打たれた所もパッとしない、審判の旗もバラバラと上がるような、非常にスッキリしない2本負けを喫しました。団体戦の時は、相手がガンガン打ちにきていたので、そこに合わせることで1本を取ることが出来ましたが、今回の相手は自分から打ってくることはほぼなく、こちらはそこを破れる仕掛け技も持っていないので、為す術なし。以前から言っていたことが現実化しました。
次に、もう1人の選手についてです。
こちらは胴は自前の物なので不戦勝にはならず、1回戦を迎えました。そこで大事件が起きました。
試合直前であるにも関わらず、右コテを無くしたと言い始めました。これには私も激怒しました。前代未聞の許されざる事案です。結果としてはコテは見つかり、試合に出ることは出来ましたが、既に試合に出る前から負けています。当然、試合にも負けました。しかも、先に1本取ったのに逆転負けしました。日頃から言っている悪い癖が出て、足が止まりメンを2本取られました。そりゃあ、コテを試合前に無くしかけるような選手は勝てませんわな。このコテ紛失未遂事件は大会終了後の審判会議でもネタにされていました。ほんとに情けない。高校での公式戦初1本でしたが、コテ紛失未遂事件によりプラスマイナス0、むしろマイナスとなりました。
不戦勝はやはり勝ちにはカウント出来ないので、個人戦初勝利は今回もお預けとなりました。なかなか前途多難ですが、少しずつ部員も増えてきて部活っぽくなってきています。指導陣も他に類を見ないほど豊富です。あとは結果を出すだけです。
