「火星の大気」は赤く「火星の夕焼け」は青い! | [みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

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みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

明日は火星大接近の日です!

みさと天文台では火星大接近にこじつけて「火星の大気のソーダ」と「火星の夕焼けのソーダ」限定販売中です!

火星では大気中の粒子(酸化鉄や磁鉄鉱)が太陽光の赤い光を散乱させて空が赤茶色に見え、夕焼けは赤い光が散乱して残った青っぽい光だけが観測者に届くので青く見えます。
なんて説明を聞いても直ぐに忘れてしまうのが世の常です。

ソーダを飲むという味覚や食感とともに記憶すると忘れにくいかもしれません!

 

さて、大型望遠鏡を使った火星観測の方ですが期待外れ間違い無しです。(身も蓋もない説明)

火星はぼやけた赤茶色の固まりで観ても全然面白くありません。

 

実は私は2003年の火星大接近の時に生まれて初めてみさと天文台の大型望遠鏡で火星を観てがっかりして「一生天文台には行かないでおこう!」と思ったぐらいです。

今は金星や木星もきれいに見える時期ですので序に火星が観えたらラッキーぐらいの気軽な気持ちで遊びに来て下さい。