米航空宇宙局(NASA)による、木星探査機「ジュノー」が日本時間5日午前に木星上空に到達し、エンジンを35分間逆噴射して、観測に必要な周回軌道への投入に成功したと発表したそうです。
観測技術も随分進んだので新しい事が沢山分かりそうで楽しみですね!
木星探査機「ジュノー」のイメージ図(NASAなど提供)
木星の軌道投入成功は、NASAの「ガリレオ」以来21年ぶり。ジュノーは1年8か月かけて木星を37周して、大気や磁場、重力などを詳しく調べ、太陽系誕生の謎に迫るそうです。
「ガリレオ」からもう21年も経っているんですねぇ・・・
木星は太陽系で最大の惑星で、最初にできた惑星とされています。その内部の構造や形成の歴史の解明は、太陽系の理解につながると期待されています。木星は主に水素やヘリウムなどのガスでできているみたいですが、内部に固体の「核」があるかどうかなど詳しい構造はわかっていないそうです。それが今回の計測でどこまで分かるのかとても楽しみです。