ラジオカフェ 星空倶楽部は毎週日曜日の14時くらいから、和歌山放送ラジオ ラジオカフェ( パーソナリティ:赤井ゆかりアナ:友の会会員)にみさと天文台の研究員が順番に生で出演し、10分程度ですが楽しい星のお話をしています。その日に見える星空・星座、これから起こる天文現象、天文台でのイベント予告など、内容は様々だそうです。
<みさと天文台・星空倶楽部通信>
通常は電話で放送に参加するのですが、久しぶりにスタジオに矢動丸台長に行ってもらいました。
~ 「うるう日」に想う 自然のゆらぎ ~
←和歌山放送より
◆はじめに
2月は整備期間をいただきました、ご協力感謝します。今日(2月28日)は2月の最終日ではない!? ラッキー!今年(2016年)は「うるう年」、次は2020年です。
◆「うるう年」の求め方
西暦の数字が4で割り切れる年が「うるう年」 しかし、これで全てではなく、「うるう年」は400年に97回
◆「うるう年」はなぜ必要?
地球が太陽の回りを一回りする日数が365日ではない。何もしないとカレンダーと季節がずれるので、端数を補正「うるう年」に加える日(2月29日)が「うるう日」
◆「うるう日」「うるう月」
いわゆる旧暦(太陰暦)では「うるう月」をひと月入れる。十二月の次に十三月を作らないで同じ月が2回ある。「うるう日」や「うるう月」の入った年が「うるう年」
◆「うるう秒」とは?
原子時計の時刻は一定だが地球の自転速度が一定でない。時計と実際の昼夜とのずれを解消する1秒が「うるう秒」最近では、平成27年(2015年)7月1日(水)に挿入された。
←松本も確認!
http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-12045206575.html
◆まとめ
太陽や地球の実際の動きはゆらいだり・割り切れない。自然の動きと暦(カレンダーや時計)の差を補正する方法 「うるう日」を機会に自然の動きに目を向けてみませんか?
◆最後に
長い整備期間が終了し、3月2日(水)から通常営業します。長い間ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。みなさんのお越しをお待ちしています
⇒みさと天文台のホームページはhttp://www.obs.jp/