ラジオカフェ 星空倶楽部は毎週日曜日の14時くらいから、和歌山放送ラジオ ラジオカフェ( パーソナリティ:赤井ゆかりアナ:友の会会員)にみさと天文台の研究員が順番に生で出演し、10分程度ですが楽しい星のお話をしています。その日に見える星空・星座、これから起こる天文現象、天文台でのイベント予告など、内容は様々だそうです。
<みさと天文台・星空倶楽部通信>
みさと天文台の佐藤客員研究員が、X線天文衛星「ASTRO-H」通称「ひとみ」について
今月17日に鹿児島県の種子島宇宙センターからH-IIAロケットで打ち上げられ、現在は高度575kmを飛んで(回って)います。
そもそもX線天文学とは何か?という話をしておきたいと思います。
夜空を見て星について色々と思いを巡らせたのは数千年前の人類でしょうか?
400年程前に望遠鏡を発明した人類は肉眼で見えている星より沢山の星が有る事を知りました。
しかし、それらは全て可視光線・・・つまり人間に見える光の話でした。
宇宙からX線が飛んで来ている事が分かったのは実は50年ほど前の話です。
地球の大気の為に宇宙から飛んで来ているX線は大半が吸収されているのです。
これを大気圏外に測定器を上げて観測しようというのが今回のX線天文衛星「ひとみ」です。
今まで見えなかった本当の宇宙の姿を人類に教えてくれると思われます。
観測結果に乞うご期待!
紀美野町立みさと天文台
は、今月29日まで冬季整備期間として、終日休館しています。
いつもは和歌山放送のブログを見て転記していますが、余りにもコンパクトにまとめられていた(数行)ので松本が勝手に作文をして膨らましました。
佐藤さんの放送を聴かずに勝手に書いている事をお許し下さい。
(聴こうと思っていたのですが休日作業で集中していた忘れたので・・・反省!)