通常の観望会では口径105cm大型望遠鏡は大気のゆらぎを多く拾うため250倍が高倍率の限度ですが、 この観望会では特別に口径絞りを装着し、533倍で木星を観察してみます。 地球大気の揺らぎがそれなりに小さければ、いつもよりずっと迫力のある木星像を観ることができます。 すっごいシマシマのウネウネが観られるかもしれません。
なお、大気の揺らぎの少なさは天候とは無関係か、むしろ逆相関の関係にあります。すっきり しない天候の方が大気の揺らぎが少なくなる事が多いため、少々の曇り空でも実施します。みなさんの運を試してみましょう!
この観望会は友の会の会員限定ですが当日入会で参加する事もできます。
日付 2016年3月21日(月祝)、予備日:3月27日(日)
時間 午後8時30分より(およそ1時間を予定)
場所 みさと天文台 星の塔
参加 友の会会員または当日入会の方限定、申込不要、参加無料
備考 雨天中止
注意 当日は会員証をお持ちください。
※口径絞りは地球大気の揺らぎによる影響を低減させ、星像を改善するための部品です。 2015年の夏に、この絞りを装着して533倍で恐ろしくシャープな、 まるでCGのような大きな土星を観望することができました。 惑星観測において大型望遠鏡のポテンシャルを引き出してくれるこの口径絞りは、 和歌山県立粉河高校 の2015年度3年生理数科地学班によって製作されたものです。
ポスターは こちら
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