月の軌道は意外と不安定で地球に近づいたり遠ざかったりしながら、距離がたえず変化しています。そんな中で偶然に、満月となるタイミングで地球に最も近づくことがあります。このときは普段よりも大きな満月が見られることから、最近はスーパームーンと呼ばれてもてはやされせられています。
今年のスーパームーンは9月28日に見られる満月ですが、その1回前の満月(8月30日)もそれに匹敵するくらい大きな満月になるそうです。
実際、月の距離は8月30日は35.828万Kmで9月28日の35.703万Kmと1%も違っていません。しかし、8月30日の場合は満月が3時35分ということで、その日の夜には右側がほんのちょっぴり欠けています。かといって前日の8月29日だと、月の形は丸いですが、距離が35.948万Kmと少し遠くなります。
(つるちゃんのプラネタリウム参照)
8月最後の日曜日にスーパームーンに匹敵する大きな月を観察しにみさと天文台に出かけては如何でしょうか?