現在の星座の数は88ヶと決まっています。
星座自体は2000年以上前の古代文明の頃から使われているものが殆どです。
時代や文明によって各々が勝手に名前を付けて呼んでいました。
その為、現在の星座の一部だけが別の星座として扱われていたり、隣の星座までを含む巨大な星座として扱われていたり・・・
勿論、同じ星座でも呼び名が違ったり・・・
先に呼んだ者勝ちみたいな時代が長く続きました。
それではややこしいという事で1922年に国際天文学連合は近代の88の星座のリストを採択しました。この後、ウジェーヌ・デルポルトというベルギーの天文学者がそれぞれの星座の正確な境界を描き、1930年に天空上の全ての星は正確にどこか1つの星座に属することになりました。
それまで使われていた星座名で、その時以来つかわれなくなった星座は・・・
アルゴ座
アンティノウス座
いんさつしつ(印刷室)座
おうしゃく(王杓)座
おおぐも(大雲)座
おんどり座
かんししゃ(監視者)メシエ座
きたばえ(北蝿)座
けいききゅう(軽気球)座
ケルベルス座
子蟹座
七面鳥座
こぐも(小雲)座
しぶんぎ(四分儀)座
しょうさんかく(小三角)座
ジョージのこと(琴)座
そくていさく(測程索)座
チグリス座
チャールズのかしのき(樫の木)座
つぐみ座
帝国宝珠座
でんききかい(電気機械)座
となかい座
ねこ座
ハーシェルのぼうえんきょう(望遠鏡)座
ひどけい(日時計)座
ふくろう座
ブランデンブルクのおうしゃく(王笏)座
フリードリヒのえいよ(栄誉)座
ポニアトフスキーのおうし(牡牛)座
帆柱座
マエナルスさん(山)座
南の矢座
みみず座
ゆり座
ヨルダン座
流星群の名前として残っているものもありますね(笑)