6月6日(土)クベット・ディ・ムジカ((大阪府泉南郡岬町深日)13:30開場 14:00開演
6月14日(日)緑風舎(和歌山市野崎)13:00 開場 14:00開演
プログラム:J.S.バッハ:パルティータ BWV 832、
イギリス組曲 第3番、
フランス組曲 第4番、
パルティータ 第5番、
協奏曲(マルチェッロ)BWV 974、
平均律クラヴィーア曲集 I-5、II-5 ニ長調、I-6、II-6 ニ短調
料金:3000円(学生1000円)
問い合わせ・予約: Tel. :072-425-6063
E-mail : yamana@klavi.info
組曲 (suite) ホテルのスイートルームは寝室にリビングルーム、応接間など他の部屋が一対になっている客室をさす和製英語です。英語では、音楽の組曲と同じ suite 。音楽ではアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ、それにブレ、ガヴォット、メヌエットなど、ゆっくりなもの、急速なもの、2拍子、3拍子とさまざまな舞曲を同じ調性でまとめたセットを組曲といいます。《バッハ マニア 》第4回はこの組曲にスポットライトをあて、イギリス組曲、フランス組曲、パルティータから一曲ずつ聴いていただきます。また平均律クラヴィーア曲集から、今回はニ長調とニ短調の4曲をとりあげます。弦楽器がよく響くニ長調は祝典的な曲に良く用いられます。ニ短調は『フーガの技法』でも選ばれた調性です。
山名敏之・山名朋子
(チェンバロ)
料金 3000円(学生1000円)
バッハマニアは今回で4回目です。
今のところ全部参加している松本です。
先日、山名先生にお会いしたときに
「両方(両日)行きますよ!」
と宣言していた松本ですが土曜日は仕事で行けなくなりそうです。同じプログラムだから片方だけでも一応OK!?
《バッハ マニア
》について
バッハの鍵盤作品は彼の創作期全体に渡っており、ファンタジア、トッカータ、カプリッチョ、協奏曲、ソナタ、組曲等あらゆる様式の作品を残しました。しかも生涯ドイツから出なかったにもかかわらず、イタリアの様式とフランスの様式の双方に通暁していました。つまりバッハの鍵盤音楽は、彼の百科全書的性格がはっきりと現れたジャンルなのです。これらクラヴィーア全独奏曲(オルガン作品を除く)を全21回で、お届けする予定です。第20回は『ゴルトベルク変奏曲』、第21回は『フーガの技法』を計画しています。現在、第3回目まで終了いたしました。
よく演奏会で取りあげられる曲と稀な曲、若い頃の作品、円熟した晩年の作品。みなさまとごいっしょにJ.S.バッハの深遠なる宇宙を堪能し、再発見していきましょう。なお私共も飽きずに聴いていただけるよう努力いたしますが、聴衆の皆様あっての全曲演奏です。何度も足を運んでいただきたく出席カードを用意することにしました。4個スタンプが集まりましたら5回目は無料とさせていただきます。以前にいらして下さった方はスタンプカードをお忘れなくお持ち下さい
(山名敏之&朋子)