毎年、この頃に天文教室として国立天文台で活躍されている若手研究者に、ご自身の研究について、また研究の進め方や研究生活についてお話をして頂いておりますが、今年もやります!
日付 2014年7月21日(月・祝)
時間 午後2時より(およそ1時間半を予定)
場所 みさと天文台月の館
備考 申込不要、参加無料
『見える光と見えない光/宇宙は光で満ちている』
講師:吉田 鉄生氏(国立天文台データセンター)
夜空にはたくさんの星や天の川が見えますが、目に見えるものが宇宙の全てなのでしょうか? いいえ、宇宙は目で見ることができない光で満ち溢れているのです。 本講演では、私たちの目には見えない光で見た宇宙の姿をお見せします。 また、私の研究テーマであるブラックホールが出す光についてもお話しします。
『すばる望遠鏡で迫る暗黒物質・暗黒エネルギーの正体』
講師:樋口 祐一氏(国立天文台データセンター)
地球上にある物質と同様の物質は宇宙にはわずかしか存在しません。 宇宙の大部分は「暗黒エネルギー」と「暗黒物質」と呼ばれる正体不明のもので占められています。 本講演ではすばる望遠鏡と重力レンズ効果を用いて暗黒物質を直接捉えることで、観測的にこれらの正体に迫ろうという最新の研究を紹介します。
松本はデフォルトで参加の予定です。沢山の方の参加をお待ちしいます。