米航空宇宙局(NASA)によると1977年(36年前)に打ち上げられた探査機「ボイジャー1号」が、人工物として初めて太陽系圏から脱出したそうです。
ボイジャー1号は太陽から約190億kmのところを時速6万kmで太陽系の外を目指して飛んでいます。
地球から出発したのに太陽を基準にしている処が萌えますねぇ・・・
太陽の周りを直径3億kmの円を描きながら地球がクルクル回っているので基準にならないんですよね(笑)
時速6万kmと書いてもビンと来ませんが秒速16.7kmと書くと凄さが伝わるでしょうか?
上記の写真(予測図?)では太陽光を受けて明るく輝いていますが、今のボイジャーは太陽の光が届かない太陽系の外の暗闇を飛んでます。
ソーラーパネルも使えないのでエネルギーはどうなっているのだろう?
と思ったら原子力電池を使っているそうです。これは寿命が長く2020年まで地球にデーターを送れるそうです。
ボイジャー1号には金色のアナログレコードが積まれています。もしも宇宙人にあった時に地球の事を伝える為のものです。
その中には55か国の音や言葉が収録されているそうです。気になる日本は山口五郎氏による「巣鶴鈴慕」という尺八の曲だそうです。
このレコードのジャケットは超純粋なウラン238で覆われているそうです。ウラン238の半減期は45.1億年で、このレコードを受け取った文明は、同位体組成を解析することにより、いつごろ収録されたかが分かるようになっているそうです。面白過ぎます!