週末に和歌山市民オペラ協会第17回定期公演、モーツァルト オペラ「魔笛」(全2幕)が和歌山市民会館であります。
日時:2012年9月8日(土) 14:00開演(13:30開場)
場所:和歌山市民会館 小ホール
キャスト
タミーノ:小林 峻
パミーナ:中谷 恭子
ザラストロ:的場 正剛
夜の女王:久保 美雪
パパゲーノ:晴 雅彦
パパゲーナ:木本 伊津子
ダーメⅠ:井谷 有紀
ダーメⅡ:南方 理沙
ダーメⅢ:山田 美佳
モノスタトス:橋本 恵史
演出:多田 佳世子
オーケストラ:和歌山市交響楽団
指揮:江田 司
魔笛を見に行く前に登場人物の関係をしっかり頭に入れた方がよさそうです。
ストーリーは・・・
【第1幕】
時は古代、舞台はエジプトで架空の世界。王子タミーノは岩山で大蛇に襲われ気を失いますが、「夜の女王」配下の3人の侍女達が彼を助けます。それなのに、鳥の狩猟中にたまたま通りかかったパパゲーノが、助けてやったのは自分だと嘘を付きました。パパゲーノは侍女達によって、口に錠を掛けられてしまいます。
王子タミーノは、侍女達から女王の娘パミーナの絵姿を見せられ一目惚れします。女王は、悪人ザラストロに捕らえられた娘を救い出してくれれば、娘を王子に与えると約束しました。王子は侍女達から「魔法の笛」を受け取り、ザラストロの神殿に行くことにします。一方、口の錠前を外してもらえたパパゲーノも成り行きで王子について行くことになり、「魔法の鈴」を受け取りました。
ザラストロの神殿で離ればなれになってしまった王子タミーノとお供のパパゲーノ。パパゲーノが先にパミーナを見つけました。その後、魔法の笛と鈴の力で導き合ったタミーノとパミーナは、ザラストロの前でついに対面。お互いを運命の人だと思います。
実はザラストロは悪人ではなく偉大な祭司で、世界征服を企む夜の女王の邪悪な野望の犠牲とならないようにパミーナを保護していたのでした。
【第2幕】
ザラストロはタミーノに、パミーナを得るための試練を授けます。ついでにパパゲーノも恋人を得るために試練を受けることになりました。まずは「沈黙」の試練。沈黙するタミーノに、事情を知らないパミーナは深く悲しみますが、立派に耐え抜きます。次の「火」の試練、「水」の試練は、タミーノとパミーナの二人で「魔法の笛」の力を借りて乗り越えました。
一方のパパゲーノはというと、辛抱するのは大嫌いで、試練から脱落してしまいます。それでも「魔法の鈴」の力を借りて、とうとう若い娘パパゲー“ナ”と出会い、恋人になりました。
さて、こうなってしまっては夜の女王も黙っていられません。侍女達とともに、自らザラストロの神殿に侵入を試みます。しかし、雷に打たれ闇夜に落ちていきました。
ザラストロは試練に打ち勝ったタミーノ、パミーナたちを祝福して、太陽神の子オリシスとイシスを讃えたのでした。
解説は以下のHPから引用させて頂きました。
http://www.geocities.jp/wakaru_opera/diezauberflote.html