スタンフォードジャズ | 杉山未紗オフィシャルブログ「Ray Of Sunshine」Powered by Ameba

スタンフォードジャズ

アメリカにも慣れてきました。
食事は慣れません笑

月曜日からスタンフォードで行われているジャズのワークショップに参加しています。

今回はセレクティブではないのでまだ中学生くらいの子から大人まで色んな人たちと一緒に学びます。年齢、レベルに関係なくジャズは、音楽はみんなに開かれたものであるんだなと再認識します。
ただ、アムステルダムはセレクティブであったことを改めて実感しました。アメリカでも色んなレベルの人がいるんですね。当たり前ですが。ステレオタイプ笑

今回も1週間ですがとても充実しています。
先生陣のレベルが高すぎます。Aaron Parks、Joshua Redman、Taylor Eigsti、Peter Bernsteinなど豪華陣に質問したり、セッションを間近で見れたりして貴重な経験です。世界レベルは半端じゃないですね。

何より先生の教え方が上手で的確なことに驚きます。何を質問しても体系だって正確に答えが返ってくる。流石本場。
何より教えることに愛があるなと思いました。目標はジャズを大好きになること。きらいになることじゃない。

感じたのはアメリカはヨーロッパよりもジャズの言語を大事にしていることです。
何でもジャズだよ、というわけではなくジャズというものをルーツからきちんと理解して
その枠組みが完璧に出来てから、その先にクリエイティブなものがある、という考え方です。

今回参加してはじめて本当の意味でジャズの面白さがわかった気がしました。
そしてやっぱりジャズが大好きであることを再認識しました。

ジャズを純粋に愛しているみんなのバイブスにも大きく影響されました。そこにあるのは音楽に対する愛。大好きだからこそ生涯をかけてそれを追求していきたいという気持ち。

子供の吸収の早さにも刺激されます。
何もできなかった子が1週間でスキャットができるようになっていたりするのを見るのも面白かったです。

こういうワークショップを日本の子供達が経験できたらと強く思いました。
何とか届けることはできないかな。。

酷い干ばつに悩ませれているカルフォニア。
私がここに到着して約1ヶ月。例外なく毎日が晴れ。なのに発表会の日、私が歌う30分前からなんと雨が降ってきました。

正真正銘の雨女。カルフォニアのために移住しようかな笑



Session at Coho:
Joshua Redman, Ingrid Jensen, Taylor Eigsti,Julian Lage,Mads Tolling