※本記事は13星座(実黄道)に基づいています、一般的な12星座とは期間や解釈が異なります。
さて、今回より全面的に現代的な星詠みの解釈から、古典的な解釈に変えてお伝えしたいと思います。
【実黄道13星座で読む2026年7月の星詠み】
一般的な西洋占星術では、7月は「蟹座の季節」として始まり、7月14日の新月も「蟹座新月」として解釈されています。
しかし、実際の空を国際天文学連合(IAU)の恒星境界に基づいて見ると、2026年7月前半の太陽はまだ双子座領域にあり、7月20日頃になって初めて実際の蟹座領域へ移行します。
つまり、実黄道13星座の視点では、7月前半は「双子座の季節」であり、7月14日の新月も厳密には双子座領域で起こる新月として考えることができます。
【7月前半 双子座の季節】
双子座の古典的な意味は以下の通り
・学問
・手紙
・伝達
・兄弟姉妹
・知識の共有
主要恒星であるカストルとポルックスは、二つの世界を結ぶ存在として知られています。
そのため、この時期は、「情報を集める」「学びを深める」「人と人を結び直す」ことが重要になります。
また、古典占星術における第3ハウス「女神の家」と象徴的に共鳴する時期でもあります。
第3ハウスは、学び・手紙・身近な交流・導きを司ります。
つまり、2026年7月前半は、『言葉を通じて導きを受け取る季節』と表現できるでしょう。
【7月14日 新月】
一般占星術では「蟹座新月」と呼ばれています。
しかし実黄道では、太陽と月はまだ双子座領域に位置しています。
そのため、この新月は、『双子座末期の新月』あるいは『双子座から蟹座へ向かう移行新月』として読むことができます。
双子座の影響もあり、知識を整理したり、人との繋がりを見直したり、必要な情報を次の世代へ渡す準備が始まる、そんな季節です。
実黄道の視点では夏至から7月20日頃までの約一カ月は「新しい季節に入ったのに、まだ学びの途中」という非常に象徴的な期間になります。
古代で夏至は「頂点であり、同時に折り返し点」と考えられてきました。
ある意味、完成と次の準備が起こり、7月20日頃までは、次の季節へ向かう準備期間です。
その中で、それぞれが何を託され、何を未来へ残したいのかに目を向けることで、自分自身の方向性が見えてくるのかもしれません。
古典から見えてくることは、2026年の夏至を「知識を受け取り、次の世代へ渡す準備が始まる日」とも言えそうです。
【7月20日頃 蟹座シーズン開始】
この頃、太陽は実際の蟹座領域へ入ります。
蟹座の古典的意味は以下の通り
・家系
・祖先
・土地
・住居
また、蟹座の主要星団であるプレセペ星団は「群れ」「共同体」の象徴ともされます。
ここからテーマは、『学び』から『継承』へ移っていきます。
前半で集めた知識や経験を、「どのように残していくか」が重要になります。
【7月後半】
7月27日頃にはノード軸の移動が起こり、時代の流れそのものが新しい段階へ入り始めます。
そして7月29日の満月。
一般占星術では「水瓶座満月」と呼ばれますが、実黄道では月は山羊座領域にあります。
そのため、この満月は、『山羊座満月』として考えることができます。
山羊座の古典的意味は以下の通り
・責任
・継承
・社会的役割
・地位
この満月は、「未来へ進むために、何を受け継ぎ、何を終わらせるか」を問いかける満月になるでしょう。
【政治・社会的なテーマ】
7月前半は双子座領域です。双子座の古典的意味は「情報・文書・教育・通信・兄弟国家」です。
そのため、起こりやすいテーマは、
- 教育問題
- SNSやメディア
- 情報戦
- 法改正
- 国際関係
- 通信やAI技術
などです。
そして7月20日頃以降、蟹座領域に入ると、テーマは「家族・国家の基盤」に移ります。
食糧問題や、土地そして家系や祖先との繋がり、共同体にもフォーカスしそうです。
山羊座満月(7月29日)実黄道では山羊座満月と考えられるため、社会的には「責任の所在」が表面化しやすい時期です。
例えば、
- 政治家の責任問題
- 組織の再編
- 不正の発覚
- 制度の見直し
- 古い仕組みの終了
などが起こりやすい時期になります。
特に2026年は、土星と海王星が実質的には魚座領域にあるため、「理想と現実のズレ」が浮上しやすい年でもあります。
【身体的に気を付けること】
これは医学ではなく、古典象徴としてのお話です。
🌟7月前半(双子座)双子座は古典では「肺・気管支・神経系・腕・肩」と関連づけられてきました。
そのため、注意したいことは次の通りです。
睡眠不足
情報過多による疲労
首肩こり
呼吸器
自律神経
特に、「考えすぎて疲れる」傾向が出やすい時期です。
🌟7月20日以降(蟹座)蟹座は「胃・消化器・胸部・リンパ・体液」と結び付けられてきました。
そのため、注意したいことは次の通りです。
胃腸の疲れ
食べ過ぎ
水分代謝
むくみ
冷たい飲み物
🌟7月29日山羊座満月付近、山羊座は「骨・歯・関節・膝・慢性的な疲労」を象徴します。
この頃は、「頑張りすぎた人ほど疲れが出る」時期になりやすいでしょう。
双子座の時期は情報が増え、蟹座の時期になると、それを「自分の血肉にする」作業が始まります。
ですから、7月の養生法としては、睡眠をしっかり取り、食事を整え、家族や仲間との時間を大切にする。
そして「情報を詰め込みすぎない」という、非常に基本的なことが、実は一番大切な月かもしれません。
そして面白いことに、古典第4ハウス「父祖の家」が意味する、「最後に帰る場所を整える」というテーマとも美しく重なっているように思います。
【注意すること】
🌟7月2日・7日頃は、土星(牡羊座14°)→ 7ハウスです。
古典7ハウスは、「結婚・契約・取引・パートナー・公然の敵」を表します。
注意点
- 契約内容の確認不足
- 約束の認識違い
- 対人関係の責任問題
- 「相手に期待しすぎる」こと
特に水星逆行中なので、文書や契約は再確認が大切になります。
🌟7月前半は、火星と天王星が8ハウスにあります。
古典8ハウスは、「他人のお金・借金・相続・保険・死生観」です。
注意点
- 急な出費
- 投資判断
- 借金問題
- 金銭トラブル
特に、「勢いで決める」ことは避けた方が良さそうです。
🌟7月14日は、太陽・月・水星が7ハウスに集まります。
これは「人との関係の新しい始まり」を意味しますが、水星逆行中なので再会や関係修復、過去の約束の見直しが求められそうです。
注意
感情的な決断。
🌟7月後半は土星が3ハウスに移ります、古典第3ハウス(女神の家)は「学び・情報・兄弟姉妹・身近な人」です。
注意点
- 言葉の行き違いや思い違い
- メールやSNSの誤解
- 情報疲れ
- 勉強の停滞
ここでは、「急いで結論を出さない」ことが大切です。
🌟7月29日満月、月と冥王星が10ハウス、古典10ハウスは「社会的立場・名誉・仕事・公的評価」です。
起こりやすいこと
- 仕事上の一区切り
- 評価が表に出る
- 組織変更
- 責任問題
注意
無理を続けた人ほど、
ここで疲れが出やすい。
< 古典ハウス全体から見る7月のテーマ >
人との関係を見直し、言葉や情報を整理し、最終的に社会の中でどう責任を果たすかを考える月。
「言葉による誤解」を避けるためにも、文章を残したり、契約を確認したり、相手の話を最後まで聞き、決して感情的に答えを出すのでなく、一旦持ち帰り十分に検討した上で結論を考えることが必要なように思います。
2026年はトロピカルでは牡羊座とされていますが、実黄道では魚座領域を通過しています。
魚座領域で現実(土星)と理想(海王星)が混同しやすくなる、そのため「こうあって欲しい」という願望が、「実際にそうである」といった強い思い込みに支配されてしまうことが起きやすいのです。
【今月の一押し】
実は私は、2026年7月の中で一番興味深いのは、7月14日の新月でも、29日の満月でもなく、27日のノード軸移動かもしれないと思っています。
なぜなら、ノード軸(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)は、「時代全体の流れ」を示す象徴だからです。
まず古典的には、ヘッド(☊)とテイル(☋)は古代から知られていました。
アラビア占星術では、ドラゴンヘッドは増加・発展を意味し、ドラゴンテイルで放出・手放しとされていました。
要は「どこへ向かい」「何を終えるか」を示します。
今回の7月27日チャートは以下のような配置です
- ASC 蠍座
- 3ハウスに冥王星
- 9ハウスに太陽・木星・水星
古典では、第3ハウス(女神)から第9ハウス(神)へ、つまり「身近な知識」と「大きな真理」を結ぶ軸と。
実黄道13星座の流れで見ると
7月20日頃に双子座から蟹座へ移り、7月27日には集めた知識から「何を未来へ残すか」という段階へ入ります。
「方向性の選択」
社会全体では、起こりやすいテーマとして「情報の扱い方」に関する変化が起こりやすい時期と見れるのではないでしょうか。
私としては、
ドラゴンテイル
今までの思考パターンを手放し
↓
ドラゴンヘッド
新しい価値観へ向かう。
今までの知識を糧に「何を信じるかを決める」そんなノード軸に思えるのです。
知識を集める段階から、価値観を定める段階へ。
情報を消費する時代から、思想を継承する時代へ。
そして、学びを未来へ受け渡していくこと
2026年7月は、その橋渡しとなる月なのかもしれません。
以上「実黄道13星座による古典的星詠み」でした![]()






