彼の件について。 | Misaruka vetchie Official Blog「あめべっぶろ」Powered by Ameba

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みんないつも応援ありがとう。

 

僕は音楽とステージで自分自身を表現する事がモットーであり、敢えて自分の気持ちを分かってもらおうとする活動は控えています。最近は良く口にする様にしてる。そうすることで達成した時の感動や、やって良かったんだという実感をみんなと共にする事が出来ると分かったから。このブログでは、いつもは書かない事を書こうと思います。乱文ですが、少しでもみんなと共有させて下さい。

 

さて、僕は彼に、まず、謝らなくちゃいけない事があると思う。

彼が忽然と姿を消す数日前、僕の携帯に着信がありました。彼からの着信の時は、ゆっきーという名前が可愛いサムネイルと共に出てきます。新宿のライブの前日だったか。その時はアルバム製作作業中だった為、僕は彼からの着信に応える事が出来ませんでした。本当にごめん。

 

ゆっきー。ゆっきーが僕のライブを観て、『ベッチーさんのドラム、パフォーマンス凄く好きです』って言ってくれた事、それが力になって僕の体の一部になっているんだよ。僕は貴方との時間をメンバーさんと同じだけ過ごしてはいないから、こんな事を言うのはおこがましいのかもしれない。でも貴方のステージからも同じ様に『ココに全て置いていく』っていう熱意を感じていたよ。だから僕もそんなゆっきーの事が好きです。それをあの日きちんと貴方に向かって言う事が出来ていたら、こんな事にならなかったかも知れない。本当に後悔してるよ。

 

問題があったのかも知れない。悩みがあったのかもしれない。でもね、僕はそういった事は絶対に自分の中だけ、1人だけでは解決出来ないと思ってるよ。具体的に助けてくれる人が居るか居ないか、じゃないんだ。『それでも頑張って良い未来を作っていく』意志を、どれだけ自分から発信してそれを仲間と共有していけるかが大事なんだ。貴方と共に歩んできたメンバー4人のコメント見たか?あんな示しのつかない形での発表になってしまったとしても、今、まさに今、貴方の気持ちを理解しようと必死で訴えているのが手に取るように分かるでしょう。あんな綺麗にまとまった文章だけで彼らの気持ちが収まってるとでも思うかい?彼らはこの先『武井 雪弥の代わりにステージに立つ』のではなくて、『武井 雪弥の影を背負ってステージに立ち続ける』んだ。辛い気持ちは貴方だってそれは同じでしょうから、絶対にメンバーさんの気持ちも分かるはずです。でもね、伝わらないんだよ、こんな形じゃ。お互いにさ。

 

責める気は無いよ。バンドを続けられるのかどうかの瀬戸際に立たされた経験は僕にもあるから。でも、心が折れてしまったらそれで終わり。積み重ねてきた人生丸々無駄になってしまうよ。自分が音楽で人生を表現しようと思って活動していたのならね。それを一回原点に返ってどうだったのか思い返してみると良いよ。僕はそこで絶対にバンドに戻らなくちゃいけないって思えたから、2年もかかって、身体障害もおまけに持って帰ってきたけど、こうしてやって良かったって思える活動が今も出来ているよ。だから貴方の中にくすぶった想いがあるのなら、今すぐに連絡してきて下さい。話はそこからです。もし、本当にこのステージから降りる事で、貴方に価値のある未来があると言うのなら、せめて、貴方が愛した人達の前できちんと決着をつけて下さい。同じ様に貴方の事を愛した人達の、誇りになれる様に意志を示さなければ、UNDER FALL JUSTICE の武井 雪弥が存在していた意味が無くなってしまう。続くとしても終わるとしても、貴方を拒否する人なんて絶対にいないから。少なくとも僕はまずどんな形でも良いから話がしたい。書き置きをして消えたんだってね。自分を探し、心配される事が分かってなきゃそんなことはしないだろ。誰より気持ちに決着がついていない良い証拠だよ。

 

それぞれ考え方があるだろうし、僕は渦中の人間ではないから、勝手な事を言っているのは十分理解しています。でも、このままではこの先一生解決しない話だという事だけは誰もが一瞬で理解出来るでしょう。僕はずっとステージに立ち続けるし、音楽を作り続けます。少なくとも体が言う事を聞かなくなるまでは。貴方が手がかりに出来る場所を残しておくから、意志を示すきっかけだけにでもなれたら幸せです。また会える事をずっと待ってるよ。ゆっきー。

 

vetchie