一番嬉しいメッセージ | Misaruka rui Official Blog 「きみと読む物語」Powered by Ameba

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最前列や2列目3列目っていうのは、バンドにとっての生命線。
新しく観に来た人やミサルカを気になり始めてる人が、ライブに通おうかという事を決める上でとても重要な存在です。

それは何故かというと、「ミサルカのライブを楽しめるかな?」「私は邪魔者扱いされないかな?」「ファンの人達は優しいかな?怖くないかな?」といった事を、前の方にいるファンを見て判断するからです。

僕の元には色んな子達から沢山のメッセージが届きます。
音源買いましたっていうメッセージ、ライブ行ってみたいですっていうメッセージ、雑誌見ましたっていうメッセージ、ライブ楽しかったですっていうメッセージ、本当に様々なメッセージが届きます。

そんな中でも一番嬉しいのは「昨日ミサルカのライブ観ました!“ファンの方々がとても優しくしてくれて”すごく嬉しかったです。またライブ行きます。」っていうメッセージ。
昨日もそんな嬉しいメッセージが僕の元に実際に届いています。しかも、それは一件だけではありません。複数の人からそんなメッセージが届きました。

そうやって新しいファンを受け入れる事の出来る既存のファンの事を、僕は誇りに想う。

お金を払っているから、早い整理番号を持っているから、だからと言って自分さえ良ければいいという考えは通らないし、これがもしも自分さえ良ければいいっていうファンばかりだったら、もしも新しいファンなんて要りませんなんていうファンばかりだったら、バンドは成り立ちません。ファンは増えずバンドは存続出来ないでしょう。

前にも言った事がありますが、一部の人間が言っているらしい最前は何人までとかいう意味のわからないルールを僕のライブでは認めてないし、前の方をしっかり埋められるかどうかはバンドの存続に関わる重要な問題です。

後ろの人は出来るだけ前に詰める。前の人は隙間空いてたら後ろの人に前に詰めてもらう様に言う。

後ろの人は隙間が空いてたら「ココいいですか?」って聞くとか、前の方の人は出来るだけ後ろの方の人達がそういうの聞きやすい空気作るとか。
なんだったらミサルカのライブ始まる前に「ミサルカのライブ前で見たい人いませんかー?ここ変な隙間空いてるので誰かお願いしますー!」とかを皆で協力して呼びかけたっていいくらいです。
まずはせめて自分の横とか後ろに変な隙間出来てたら、その後ろに立ってる人に「ここ変な隙間空いてるんで詰めるのお願い出来ませんか」って言うとか。

「それは仕切りになるから」とか揚げ足取る人がいるかもしれませんが、仕切り禁止ってのは例えば誰かがチケット集めて配り直したり、意味のわからんルール勝手に作ったり、仕切りですだから言うこと聞けよみたいな事を偉そうに言ってる奴がいるとか、そういうバンドがファンを増やしていく上で障害になる様なマイナスな事をしている輩を指す訳で、変な隙間空いてんのに誰も何も言わなくていいって事にはなりません。

「仕切り禁止=一人一人自分勝手にやりましょう」ではありません。
大勢の人がいる中で秩序を保つ為には、そこにいる皆で助け合ったり協力しあったり、呼びかけあったりする事が必要不可欠です。

基本的には整理番号順にどんどん前に詰めましょう。
それでも、例えばライブが始まる前にどうしてもトイレ行きたくなっちゃってトイレ行ってるが為にそこに隙間出来てたとします。
だからといって「ここ空いてますか?」と聞いて来た人に例えば、「ここはもう決まってるから!」とか、ぶっきらぼうな言い方で前に入ろうとしている積極的な人を追い返していい訳ありません。
「整理番号順に詰めているんですけど、実は○番の券持ってる子がさっきまでここにいて、今どうしてもトイレ行きたくなっちゃってて行ってるのですぐ戻ってくるんです、ごめんなさい。」くらいが妥当です。
もしも説明も無しに、「決まってるから!」みたいな言い方をすれば仕切っていると言われても仕方ありません。
ってか、そうならない様にトイレとか他の用事は先に済ませときましょう。荷物置いて場所取りとかそういうのはトラブルの元になりかねません。
スタンディングのライブは指定席では無い訳だから、途中でいなくなって他の人にその場所取られちゃった、なんてのはいなくなってる方が悪いって思われても仕方ありません。
ってか、これからライブ始まるっていうホールにカバン置くなっていうのが何回言えばわかるんだ?ってやつです。
某事務所では場所取りとかしてカバンとか置いてあったら、安全のためにライブ前にスタッフが全部強制的にどけるそうです。

もし置いてる人がいたら、前や端の人は「こっちに置きましょう」って声をかけてあげる事!
言い難かったら「そこに置いてるとライブ中ヴォーカルが怒って降りて来て、本気で踏んづけたり蹴っ飛ばしたり投げ飛ばすかもしれないので。」って言ってもいいから。

とにかく、皆が後ろの方から突っ込んでくる時とかモッシュしてる時とかに、誰かの鞄に躓いて転んで怪我するとか、カバン置いてあるせいで邪魔で前に行けないとか、そういうのはホントもう皆で協力して無くしていきましょう。

ルールに準じて皆が楽しめる空間を、皆で協力して作っていけなければ大勢が共存する空間は成り立ちません。

それでもまだライブが始まるまでに変な隙間を埋められないなら、僕が引っ張ってでも前に引きずり込むしかないと思う場合もあるかもしれません。
現に、前で見たいって子はもっと沢山いるんです。
そういう人が後ろにいるのにわけのわからん謎の隙間が出来てていいはずがありません。意味がわかりません。
幕が開く前に出来ないなら、幕が開いてから僕がやるしか無いですが、僕が手を出さなくても最初からきちんと埋まってるっていうのが望ましいです。
意味のわからない隙間とかは始まる前からしっかり埋めて、皆で気持よくライブを始めましょう。

そもそも、ロック系のライブやニコ系のライブなど他ジャンルのライブ空間ではそんな謎の隙間は出来ません。
そんな意味のわからない事になっているのはインディーズのビジュアル系のライブのほんの一部だけです。
普通は前の方はぎゅうぎゅう。当たり前の事です。

激しいバンドでは、前の方はモッシュやダイブなど入り乱れてぐっちゃぐちゃになるのは当たり前の事。
だから前の方で下にカバンなんか置いてたら100%無くなるし踏まれまくります。
だから、おとなしく観たい人は後ろで観ます。バッグとか大きい荷物はロッカーに入れる、ハイヒールなんて履いて前にいるのは自殺行為。
これ、ライブ観に行く上で当たり前の事です。

暴れたい人達は全員前に行きましょう。
前に居る人は1人でも多くの人が前で観れる様に協力しましょう。
謎の隙間が空いてるなら1列目は2列目の人に2列目の人は3列目の人に前に詰めてもらいましょう。
何度でも言いますが、後ろ方で前に行きたいのに行けない人が沢山います。
その謎の隙間のせいで前に行きたいのに行けない人がいます。

それに、幕が空いた瞬間に人はいるのに前の方で意味のわからない隙間とかが空いてると、まずメンバーのテンションはダダ下がりです。
その瞬間からその日のライブは、どうやったらその隙間を埋められるか?どうやったら前に来させられるか?という事が目的になります。

本当はこういう事をメンバーの口から発言する事自体望ましくありません。
僕だって本当は言いたくもありません。
思っていても発言しないメンバーもいるのはそういう事です。
それでも、言わなくたって言いたくなくたって、謎の隙間とかファンが思うように増えていかないとかいう事はバンドにとって存続に関わる重大な問題です。
そんな事がもしも続けば、真面目にやってるバンドマンは皆苦悩します。

当たり前です。
人は居るのに前スカスカとかで嬉しいバンドマンなんている訳がありません。

意味のわからない空間が空いていれば残念な気持ちになります。
どうすればもっと埋められるか、どうすればファンを増やせるか。
皆、ファンを増やして一人でも多くの人達に自分たちの音楽を聞いてもらう為に、1人でも多くの人にライブに来てもらう為に、大きなステージに立つ為に人生をかけています。

趣味でやってて、一部の連中となんとなく盛り上がって、なんとなく人が集まればいいやとかじゃないんです。
ファンを増やしていけなければ、上は目指していけないんです。
一度上を目指して走りだしたバンドは、ファンを増やしていけなければ存続していく事は出来ません。

しかしその為には既存のファンの皆の協力が必要不可欠です。

幕が開いてから、その空間の空気を創るのは僕達バンドの役目です。
しかし、幕が開く前のフロアの空気は僕達にはどうする事も出来ません。

それでも、幕が開く前のフロアの空気がどうかという事は、インディーズバンドが生き残っていけるかどうかにとって凄く重要な事です。

何度でも言いいますが、ファンを増やしていけなければバンドは終わります。
「ファン増えなくても続いてるバンドもあるから大丈夫でしょ。」とか思ってる人もいるかもしれないので、改めて言っておきます。
もうミサルカは違います、増やせなきゃ終わります、存続出来ません。
上を目指して走る事を決めたってのはそういう事です。

ミサルカは既に少数の個人が独占して楽しむ為のバンドではありません。
より多くのファンと共に、更なる高みを目指していく為のバンドです。
これはメンバー全員の意志です。

次の大舞台はキャパ800人という大きな大きな舞台。
8月27日、もうあと8ヶ月弱しかありません。

正直、現状の数字では成功する事は不可能です。
新宿ReNYでのワンマンライブまで、あと何回のライブがあるでしょう?50回?100回?
それなら1回のライブで新しいファンを何人増やせなければ成功出来ないのでしょう?
1回のライブで1人?1回のライブで2人?、、、全然足りません。

僕らがライブを沢山する事、様々なイベントにとにかく片っ端から出演しまくっている事、全ては一人でも多くのファンを増やす為です。
僕らと共に、高みを目指して歩んでくれる人を増やしていく為です。

ミサルカが存続し続ける為には、君たち一人一人全員の協力が必要です。

ファンを一人でも増やす為

ミサルカを存続させる為

力、貸してください。