こんにちわ。
にこまる先生です。
今日は、生活科の授業の一コマ。
2年生は、春休みにチューリップを植えていました。
きれいに咲いた花を入学式に見てもらいたくて、育てたんですが…コロナの影響で、入学式はなく、残念な結果になってしまいました。
その、チューリップを植えた植木鉢をきれいに片付けないといけなく、今日、生活科の授業で土を出して、球根を取り出し、植木鉢を洗い、天日干しにする作業を行いました。
すると、キャーと悲鳴が…
「どうしたの!!!!!!」
「虫がいるっ!!!」
みると、かわいいミミズが、土の中にちょっこり
「土をフカフカにしてくれるミミズっていうのよ。」
「でも、こわーい」
「ミミズの体を切ろうとしたり、踏んづけたりしなければ、何もしない虫だから、安心して!」
「そうなんだ」
ということで、ミミズ事件は落着…
都会のお嬢様は、どうやら虫が嫌いみたいです…
方や一方……
自然が大好きな男子は、虫探しのことを言ってもいないのに、超積極的に勝手に始まっている。
こっちが突っ込む暇なく、幼虫だあ、ダンゴムシだあ、バッタだあ、いろいろ探しては、手で捕まえようとしている。
で、
うまく行かず、何度もトラーイ、
そして、
またトラーイ。
2年生の手の動きより、虫の動きの方がすばしっこい。
賢く逃げる虫。
(虫、がんばれー!そして、虫を捕まえようとする2年生もがんばれーーー)と、なぜか、双方を応援している、にこまる。
この炎天下の中、お互いの欲求のために、集中する双方を、自然と応援していました。
虫好きは、都会育ちでも、たくましいものだ。
そして、最後は畑で育てている夏野菜にじょうろで水をあげる。
じょうろがない人は草むしり。
「どれが、雑草か分からない~」
「小さい草を根っこからとるんだよ」
「先生、これ、とっていいの?あっ、また虫がいる!!」
「どこどこ…見せて」
「キャーこわーい。だれか、あげるーーー」
ザワザワ…
土さわり、草さわりの中で、遊びのような、勉強のような学習がきりなく、続く。
にこまるは、たくさん雑草を抜いたので、児童より先に手を洗う。
そして、
(自然の中で土や草を触ることは、情緒を育て、自然を理解しようとする力に結び付くな)
と思い、これからもよく畑に行き、自然を理解しながら、学習することを沢山やっていこうと思った。
夏野菜の収穫が楽しみ
今年は雨が少ないから、しっかりお水をあげないと、育たなさそう。
にこまるより