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オペラ歌手別府美沙子のべっぴんブログ

ソプラノ歌手別府美沙子の気ままに綴る音楽日記♪


出演予定でした
セイジオザワ松本フェスティバル
子供のためのオペラ『こうもり』
は中止となりました。



松本入りする直前での突然の発表でしたので、
本当に衝撃を受けています。
去年の小澤塾、そして去年の松本フェスティバル、そして今年と『こうもり』が3回中止となっており、
ロザリンデと相性悪いのかな…


とにかく色々な方に協力してもらい
張り詰めて準備を重ねてきたので、
久しぶりにがっくり😓


とにかく感染拡大が早く収まることを祈ります。


しばらくゆっくりして
また次に向かいたいと思います。


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以下公式Facebookより

【OMFファミリーコンサート、教育プログラム、歓迎吹奏楽パレード 開催中止のお知らせ】
新型コロナウイルス感染拡大における、松本圏域の感染警戒レベルが5に引き上がったことを受け、教育プログラム「子どものための音楽会」、「子どものためのオペラ」と、一般公演「OMFファミリーコンサート」、オープンイベント「歓迎吹奏楽パレード」の開催中止を発表いたします。

セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会では、長野県教育委員会、松本市教育委員会が定める新型コロナウイルス感染症拡大防止に対応したガイドラインに沿った開催を準備しておりましたが、感染症拡大が収まらない状況を踏まえ、関係者と協議した結果、児童、生徒の学校を跨いだ大人数の移動になること等を考慮し、何より児童・生徒の安全を第一に考え、教育プログラムとオープンイベントの中止を判断したものです。
それに伴い、「子どものための音楽会」と同様の公演内容を予定していた「OMFファミリーコンサート」も中止する判断といたしました。公演を楽しみにしてくださっていたお客様につきましては、大変申し訳ございません。
「OMFファミリーコンサート」チケットの払い戻しについては後日、OMF公式ウェブサイトで発表いたします。

上記4プログラムの開催中止に伴い、フェスティバルの開催期間は9月5日(日)までとなります。
8月21日(土)に開幕となるセイジ・オザワ 松本フェスティバルのその他のプログラムにつきましては、開催の準備を進めております。






ソプラノ 別府美沙子
 

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あっという間に8月に入りましたね。
 
猛暑に加えて、コロナの感染者も増え
自分の身は自分で守るしかないのだなと再確認しました。
 
 
 
早く落ち着く日々が来ることを祈りながら…
 
 
 



 
さて、杉並区民オペラ『椿姫』も終わり
今はセイジオザワ松本フェスティバルの『こうもり』に向けて準備中です。
 
 
 
今の段階では実施予定ですが、明日がどうなるかわからない日々。
とにかく黙々と準備するしか、できることはありません。
 
 
『こうもり』はオペレッタの最高傑作ですし
どの曲をとりだしても、最高です!
とにかく、楽しくお客様(今回は中学生さんです!)に観ていただけるといいなぁ。
 
終わると9月10月は
オーディションや録画などのみで
お客様の前での本番はなくなるので少し寂しいですが
少し立ち止まり、ゆっくり勉強する時間にあてたいと思います♪
 
 


 
 
ソプラノ 別府美沙子
 
 

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7/24に杉並区民オペラ『椿姫』が
終演いたしました。
 
ご来場いただきありがとうございます。
また関係者の皆様、大変お世話になりました。
 
 

終演後集合写真

 
思い起こせばキャストオーディションをうけたのは2019年の夏
2020年の9月に公演予定でしたが、
コロナの影響により1年延期となりましたので
 
なんだかんだで2年越しの公演だったと思います
 

 
公演前集合写真


今回の『椿姫』ですが日本語歌唱でした。
私は日本語で歌うことも、かなり大事にしており
日本人としてダイレクトに日本語を届けることは
ある意味一番大切なことだと思っています


 
芝居面でも、ヴィオレッタは難役ですし
日本語でダイレクトに演じてみたら
何かつかめることがあるかもしれないという思いもありました


1幕衣装

 
実際にやってみて、やりやすい部分、難しい部分、、と感じることはありましたが
とにかくとてもいい経験になりました。
 


アンニーナ神戸さん、フローラ辻岡さんと

 


そしてなんといっても演出家岩田さんによる
ヴィオレッタの稽古は素晴らしいもので
一回一回の稽古は死に物狂いで臨みましたし
岩田さんも何百倍の要求をしてくださる…という
 
舞台人であれば、興奮する最高の環境でした。
 
 


リハーサル時 2幕



最後は岩田さんより
『ヴィオレッタを演じるには、
本当にヴィオレッタの希望や絶望を深いリアリティと現実感で共鳴、シンクロしないと演じられないよ。
現実かフィクションか、どちらかわからなくなる境地にならないと歌えないからね。』
 
とおっしゃられていたことが印象的です。



リハーサル時  2幕
 


 
オペラの舞台で、
そこまでのシンクロはできるのか…
と思い悩みましたが
最終リハでは、一つ一つの感情を丁寧に大切に雑念なくヴィオレッタと同じように感じるように心がけていたら
3幕では手紙を読み終わってからは、
ずっと涙が出続けました。
 


リハーサル時  3幕




舞台上で泣くなんてご法度ですが、
これも新しい経験ですね

アルフレードが帰ってきたら
また違う涙を流し
ヴィオレッタの喜びを新たに感じられました。
  

本番ではもちろんある程度コントロールをして
泣くことはありませんでしたが、
あの時の感情を大切に、冷静に、歌うことができたかと思います。
 
 


リハーサル時  3幕





とにかくこの時期に
オペラをやるということだけでも大変でしたが、私の初めてのヴィオレッタの挑戦は終わりました。

これから歌い続けたい役に出会えた喜びもありますし、絶対にまた原語でやるという目標もできました。



リハーサル時  3幕 最後のGioia


前を向いてまた次に歩いていきたいと思います。
 
 
最後まで支えてくれたアルフレードの新海くん



学生時代からの友達 ジェルモン飯塚くん


 Sheva様よりカーテンコールのお写真をいただきました。

 
本当にありがとうございました。



 
ソプラノ 別府美沙子



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