7/24に杉並区民オペラ『椿姫』が
終演いたしました。
ご来場いただきありがとうございます。
また関係者の皆様、大変お世話になりました。
思い起こせばキャストオーディションをうけたのは2019年の夏
2020年の9月に公演予定でしたが、
コロナの影響により1年延期となりましたので
なんだかんだで2年越しの公演だったと思います
今回の『椿姫』ですが日本語歌唱でした。
私は日本語で歌うことも、かなり大事にしており
日本人としてダイレクトに日本語を届けることは
ある意味一番大切なことだと思っています
芝居面でも、ヴィオレッタは難役ですし
日本語でダイレクトに演じてみたら
何かつかめることがあるかもしれないという思いもありました
実際にやってみて、やりやすい部分、難しい部分、、と感じることはありましたが
とにかくとてもいい経験になりました。
そしてなんといっても演出家岩田さんによる
ヴィオレッタの稽古は素晴らしいもので
一回一回の稽古は死に物狂いで臨みましたし
岩田さんも何百倍の要求をしてくださる…という
舞台人であれば、興奮する最高の環境でした。
最後は岩田さんより
『ヴィオレッタを演じるには、
本当にヴィオレッタの希望や絶望を深いリアリティと現実感で共鳴、シンクロしないと演じられないよ。
現実かフィクションか、どちらかわからなくなる境地にならないと歌えないからね。』
とおっしゃられていたことが印象的です。
オペラの舞台で、
そこまでのシンクロはできるのか…
と思い悩みましたが
最終リハでは、一つ一つの感情を丁寧に大切に雑念なくヴィオレッタと同じように感じるように心がけていたら
3幕では手紙を読み終わってからは、
ずっと涙が出続けました。
舞台上で泣くなんてご法度ですが、
これも新しい経験ですね
アルフレードが帰ってきたら
また違う涙を流し
ヴィオレッタの喜びを新たに感じられました。
本番ではもちろんある程度コントロールをして
泣くことはありませんでしたが、
あの時の感情を大切に、冷静に、歌うことができたかと思います。
とにかくこの時期に
オペラをやるということだけでも大変でしたが、私の初めてのヴィオレッタの挑戦は終わりました。
これから歌い続けたい役に出会えた喜びもありますし、絶対にまた原語でやるという目標もできました。
前を向いてまた次に歩いていきたいと思います。
本当にありがとうございました。













