昨日は東京室内歌劇場コンサート 文学とオペラシリーズⅢ
アベ・プレヴォー『マノン・レスコー』
を聴きに行ってきました。
『マノン』はアリアや二重唱を歌わせていただくこともあり
原作も読んで好きになりましたが
とても興味深い内容のコンサートでした。
以下東京室内歌劇場H.Pより転載
-”アミアンを出発する日を、ああ、どうしてもう1日それを早めなかったのだろうか・・・・”(原作より)
こうしてデ・グリューは、修道院に送られようとしているマノンに出会う。
彼女を愛したがために苦しみ、数々の悪事に手を染めたデ・グリューと、欲望のままに生き、異国の地でみじめな最期を遂げたマノン。原作「騎士デ・グリューとマノンレスコーの物語」は、波乱の生涯を送った、アベ・プレヴォーの自伝的小説といわれている。
この小説をもとにD.オベール、J.マスネ、G.プッチーニが作曲したオペラ3作品をご紹介します。
ということで、3人の作曲家のオペラと日本歌曲(マノンレスコオの唄 作詞西条八十 作曲中山晋平 ※初めて聴きましたがとてもいい曲だった!)が取り上げられましたが
物語順に各作曲家のアリア・重唱がプログラムされていたので
時系列もわかりやすく面白かったです。
個人的にはやはりマスネのマノンが好きですが
プッチーニの音楽の美しさはやはり相当なもの。
オベールのマノンは笑いのアリアしか聞いたことがなかったので
全幕見てみたいなと思いましたが
ロッシーニの影響を受けているとのことだったので音楽は軽快なものでした。
共演も多い仲良し 藤野沙優さんが出演されるとのことで伺いましたが、
彼女はプッチーニ版の終わりのシーン
マノンが砂漠で死んでいくところ。
有名なアリア Sola perduta abbandonata も含めたシーンでしたが
迫力のあるシーンですね。
とても素晴らしい演奏でした。
さゆさんお疲れ!!
聴いていてマノンのアリアや二重唱など歌ってみたい曲や
勉強しなおしたい曲が盛りだくさんでうずうずしました。
いつか、、、テノールの方にお手伝いいただいて
歌いたいなぁ♪
まずはもう一度原作を読みたい気分♪








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