<早稲田ラグビー>史上最強といわれる理由は!2006年2月9日(木) 12時21分 毎日新聞 |
| ラグビーの第43回日本選手権で12日、学生チャンピオンの早稲田大がトヨタ自動車と対決する。「打倒トップリーグ(社会人)」を実現できるのか? 今季負け知らずで史上最強といわれる早大ラグビーを探った。【本橋由紀】 歴代最重量といわれる平均体重96.8キロの強力FW(フォワード)と展開力、突破力のあるバックスを擁し、今季の公式戦12試合はいずれも大勝。全国大学選手権決勝の関東学院大戦も36点差を付けた。強さの背景には、今回の日本選手権後に退任する5年目の清宮克幸監督(38)の徹底した「勝つ組織にふさわしい」改革がある。 学生主体で夜10時まで行うこともあった練習を、コーチが指導する2時間の練習に短縮した。専属のフィットネスコーチやトレーナー、医師を置き、太くて動きの良い筋肉を鍛えるトレーニングを採用。食事も栄養士がメニューを作り、選手の体づくりを図った。 清宮監督は「監督就任時は50メートル走で6秒を切る選手はゼロだったが、今は7、8人いる」と効果を強調する。 部組織もビジネスの手法を取り入れた。選手126人以外に、広報、施設管理などにあたる学生スタッフが18人いる。「戦略・分析委員会」を設けて試合のビデオ映像を分析してデータを作成。データを基にコーチらがボールの動き方、ミスの回数、攻撃の正確さなどを数値化したシートを示し、練習内容を明確にすることで選手のやる気を引き出す。体力測定の数値も重視し、「以前は目立たなかったCチームの3年生が今季最速の100メートルで10秒79を出した。その選手はAチームに引き上げた」(清宮監督)。 意識改革も重要な柱だ。チームのスローガンに「アルティメットクラッシュ」(徹底的にたたきのめす)を掲げたほか、シーズンごと、試合ごとに「テーマ」を決めた。「スローガンやテーマをマスコミにも言いまくることで、選手がその気になる」との発想だ。 とはいえ、近年の大学と社会人の力の差は大きい。日本ラグビー協会によると、かつての日本選手権は全国大学選手権優勝校と全国社会人大会の優勝チームが対戦していたが、88年に早大が東芝府中を降して日本一になって以降は社会人に勝てなくなった。協会は98年から複数の大学と社会人が出場するトーナメント方式に変更。それ以後も大学が社会人の上位チームに勝ったケースはない。昨年の日本選手権で早大はトヨタとの対戦で、後半30分までリードを保ったが、終盤10分で突き放され、9―28で敗れた。 清宮監督が決めるトヨタ戦のテーマは何だろう? 「試合に勝った後をイメージしている。『夢』とか……」と清宮監督。勝算は「客観的に見てこちらは去年より強いが、相手のメンバーは同じ。去年は緊張で判断ミスを連発したが、いつもできることをきちんとやればいい勝負ができる」 「早稲田ラグビー再生プロジェクト」(新潮社)の著者でスポーツライターの松瀬学さんは「今年のチームは、かつての早大の黄金バックスと明大の強力FWを併せ持っている。監督の戦術は明確で、選手は精神面でも身体面でも能力が高い。実力的にはトヨタと五分五分ではないか」と話している。 |
プロとアマの対決である。
・・・でも早稲田見てると、もうアマの域、超えてる気がする。
試合のテレビを見ていると、試合前、控え室からみんな泣いて出てくる!
ラグビーを見るようになって、最近知った。
そのくらい、気持ちを高ぶらせて戦いに挑む選手達。
プロともなると、毎回そんなことしてたら持たないと思う。。
私はミュージカルが好きでよく観にいくのだけれど、おんなじ演目を何回何十回何百回何千回と繰り返すのである。しかも観客はその都度変わるのだから、テンションやクオリティを保たなくてはならない。
アマチュアは、私の勝手なイメージかもしれないが、その場で全力を注ぐ強さがあり、プロは平均的な強さを持っているのではないだろうか。
この対決、どちらが勝利するか楽しみである。