先日、オルタナティブスクールの『百の森学園』へ、
おりぞめ教室に行ってきました
ちょうど、1年ぶり。笑
すっごい、久しぶりだったけど、
子どもたちは、
「あ!おりぞめの、、」
とか、
初めましての子もいたり、
「だれ?何するの?」
なんて、言いながら、気さくに集まってきてくれました
毎年、百の森学園、たんぽぽ小学園では、
卒業する6年生に、在校生、スタッフから
「卒業メッセージボード」
を制作していて、それに、おりぞめ紙が必要不可欠なものだということで、呼ばれて行っています
ホントハ、モット、イキタイゾー。。。
(心の声。笑)
今回は、、
な、なんと!!
まるまる一日!!
『おりぞめ教室!!』
わーい!!
やったーーー!!
ということで、
おりぞめだけでなく、何か制作を!と思い、
色々、代表のもめちゃんと相談して
『ステンドおりぞめ』
をしました。
これは、
私が、山本俊樹先生に、初めて出会ったときに、
2年生(だったかな?)のクラスでやっていて、私は、思わず飛び入り参加!させていただいたときに出会ったおりぞめ制作
「ステンド」っていうくらいだから、陽の光にかざすと、まるで教会⛪️にある「ステンドガラス」みたいに色鮮やかに
なんか、木🌲みたい!
ハートの墨染めは大人気!!
一人の子が、陽の光にかざして見せたら、みんなやり出したよ
アイロンがけも、小さなちびっこもたのしそう
染料をポンポンする作業は、みんな真剣に黙々とやってたー
自分で、墨染めから模様付けして、染料で色付けしてできた作品に、声も出ないくらいの感動でうっとりする子もいたよ
私、何度か「ステンドおりぞめ」は、学校でやったことがあるんだけど、
いつもは、墨染めした障子紙を準備して持っていきましたが、、
今回は、
みんな、自分の好きな模様、偶然できた模様も体験してもらいたいなー、、って思って、
準備なし!!
の状態でスタートしました
私が見本を作っていると、ワイワイしていたのが「ピタッ」と静かになり、みんな真剣に聞いて、見てくれました
私の一連の作業を見て、みんな「ステンドおりぞめ」に納得
「あー、なるほどね!おもしろそう」
なんて、コメントもいただきました。笑
もちろん!
いつものおりぞめも、さすが
「百の森学園の子どもたち!」と言わんばかりの発想やセンスの素晴らしさ
みんな、普段から自然の美しさと触れ合う、対話する授業をしているから、みんながみんな、
大人も、私も感激しちゃう作品ばかり
大抵、みんな、私が教えるとそのマネばかりで終わってしまう子もいるんだけど、百の森の子どもたちは、誰一人として、私のやり方だけで終わりにする子はいなかったの。笑
みんな、やりたい意欲が溢れていて、
自分の発想がどんどん膨らんでいるんだね〜
お昼の給食も、百の森の子どもたちがタネから作ってそだてた、「お米」と、
添加物一切なし!の無農薬の野菜🥦🥬🫛
の給食
今日は、デザートに豆乳入りの羊羹もでたの😋
お腹も心も、身体全体が幸せ〜
元気になりました
ありがとう
おりぞめ教室の裏では、明日の授業参観に向けて、子どもたちがなにやら、発表準備をしていたのだけど、、
。。。
あれ?
あれあれ??
なんとなーく、、
やる気ないモードな、参加したくない、
かったるそうな、、どうやったらサボれるかなぁ、、なんて、考えていそうな子どもたちもいました。😅💦
ま、どこの学校にもいるよね〜。笑
学校が終わったあと、ちょっと、スタッフさんとお話ししていたんだけどね、
「百の森には、色んな事情の子が集まっているの。見学にきてくれる子で、私たちでもサポートしきれないような、心が深く傷ついて、閉ざしてしまっているような子もいたりして、そういう子って、学校を探す、選ぶ前に親子の関わりが歪んでしまっていて、、そういう子が入ってくると、学園の子どもたちも、影響を受けたりして、みんなで不安定になってしまうこともあって、、
受け入れてあげたいんだけど、まだそこまでの体制がうまく行かなくて、、
すごく心苦しいのね。
親御さんは、家に我が子が篭りっきりで、どうにかして、居場所を探して、その子にあった学校に行かせたいって、思いがすごく強くて、、
私たちも、もちろん、その親御さんの気持ちはよくわかるのね。
だけど、親は、その子のためを思って百の森に入れたいけど、子どもはそうではないんだよね。
クラスにも、さっきの学習で見かけたように、
すごく意欲的に取り組む子もいれば、うまくサボりながら時間が過ぎるのをまっている子もいて、、
百の森に来ても、とりあえず何もしないで暇つぶしで一日の時間が過ぎていく子もいて、、
果たして、その子にとっての居場所になっているのだろうか?
親は、とりあえず、我が子が通える居場所が見つかった!よかった!って、安心するけど、、
その子にとっては、どうなの?
って、日々考えちゃうんだよね」
と、話してくれました。。
親のきもち、
子どものきもち。。
まるで、ボタンをかけ違えたよう。。
自分の子がね、
「学校行きたくない」
って、言ったら、
「うん、行きたくないんだね。じゃあ、休んでいいよ」
なんて、
簡単には言えない。
よく、
「無理やり行かせるのはよくない。休むことでエネルギーを貯めるのも大切」
って、聞くけど、、
聞くから、
「今日はお休みしてゆっくり休んでいいよ」
って、いうんだけど、、
ほんとは、
すっごく、不安で焦って、困っているんだよね。
子どものほうも、きっと、
初めは
「あ、よかった、休んでいいんだ」
って、安心するんだけど、
だんだん、
「このままでいいのかな。」
「お母さんを心配させてしまっていて申し訳ない」
「どうしていいかわからない」
「行けない自分が情けない。。」
ってなってきて、
やっぱり、焦っていたり、自分を責め出したりするんじゃないかな。
そうなるから、
親御さんは、その子のために何ができるか、何とかして幸せな道を探してあげたい!って思いで、
その子にあった居場所を探すんだけど、、
結局、その本人にとっては、
自分のやりたいこと、学びたいこと、意欲のわかないことが見つからなければ、
「なんとなく、親に入れられたから行っている。」
に、なっちゃうのかな。。
と、ちょっと感じてしまったのだけど、、
でもね、
とりあえず、行けているのでもいいんじゃないかな?
サボりながら時間が過ぎるのを待っていても、いいんじゃないかな?
だってさ、、
とりあえず、一人ではないから。
仲間がいて、自分の特性も理解してくれる大人がいて、、
百の森は、一人一人の個性を尊重してくれる。
みんなと同じじゃなくて、ちゃんと、一人一人の意見や考え方を聞いてくれて、待ってくれたり、みんなで、どうしていこうか話し合う場所を作ってくれる。
そういう、関わりが自分や家族以外の人とできるだけで、そこにいる価値があると思うの。
確かに、中学を受験するとか、普通の学校と同じように勉強が追いついてほしい!って気持ちはあると思うけど、
それ以前に、
その子の心のケアが必要なんだと思う。
それができるのが、
百の森学園🌳だと私は思っています。
だから、
学園にきても、サボりがちな子どもたちは、
みんなの活動をみたり、対話したり、学校とはちょっと違う学習を通して、
自分と向き合う時間を作っているんじゃないかな
と、思うのです。
まぁ、、
確かに、やりたくないものはやらないのはみんな同じだよね😅
多分、
何をしていいのか、
どうしたらいいのか、、
経験値が浅いだけ。
百の森での生活で、これからたくさん経験値を上げて、自分がしたいこと、取り組みたい学習を見つけていけばいいんだよ
スタッフさんは、親御さんから預かる身だから、日々悩んで、これでいいのか?ってモヤモヤしちゃうかもしれないけどね、、
でもね、
ほら!
たのしいことには、
ちゃんと群がってくるし。笑
ちゃーんと、大人に見てほしい時には
「見て見て!!」って、うれしそうによってきてくれるよ
年齢は様々だけど、、
まずは、
生まれてきて、初めてわく感情から
育んでみませんか?
親のきもち
子どものきもち
かけ違えることはあたりまえ。
一人一人、違う人間だから
でも、
きっと、、
どんな子も、
きっと、大丈夫。
と、
私は思うのです
おりぞめが見せてくれる、子どもの笑顔や仕草を見ていれば、
そんな自信が湧いてくるんです