お早うございます、東京は今年初めての雪雪
寒いけれど、センチメンタルな気持ちになりますね

いつもメッセージやいいね!を有難うございます。
今日は、リサイタル映像から後半2曲目に演奏しました『ブエノスアイレスの冬』(Invierno Porteño)をお届け致します。

この曲はブエノスアイレスの「四季」の中でも特に美しい曲で、暗い雰囲気で始まった後、最後にバロック音楽を思わせるメロディが出てきます。「春」を予感させるこの部分は、パッフェルベルのカノン風のコード進行に似ており大変­印象的です。
精神的な冬から未来をしっかりと見据え希望に溢れた春のような眼差しを感じさせられま­す。
どうぞお楽しみください。

(波戸崎 操CD色彩集vol.6 めぐり逢うために 収録) 

フルート 波戸崎 操
ヴィオラ 上田美佐子
チェロ  三枝 慎子
ギター  蓮見 昭夫
ピアノ  金益 研二
パーカッション 佐藤唯史

(第19回波戸崎操フルートリサイタル~感謝祭2014・TOKYO FMホールより)


写真 今井一詞